いいなあ、海鮮丼。
↓行きたいな、これ。↓
西宮阪急×北海道物産展
と、そんな話はさておき、一般質問のご報告の続きです。
それでは早速どうぞ。
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こうした取組みを進め、目標を実現するために、市民・事業者に働きかけることは当然きわめて重要です。
しかしながら行政が率先して掲げた目標である以上、行政自身が目標を達成するために何をするかという観点が欠かせないこともまた言うまでもありません。
実際、計画では「行政の取り組む具体的な行動」として「行政の率先行動」という項目があげられており、その中で
★★★★★★★★★★★★★★★★★
〇公共施設への太陽光発電設備の整備
〇公共施設の事業者への屋根貸しの検討
〇市所有地での大・中規模太陽光発電設備の整備検討
〇公共施設への蓄電池の整備
★★★★★★★★★★★★★★★★★
等の内容が示されています。
しかしながら実際には、この「行政の取り組む具体的な行動」は、遅々として進んでいません。
まず「公共施設への太陽光発電設備の整備」についてです。
資料②に、本市「公共施設における太陽光発電設備の整備状況」をまとめました。
ご覧下さい。
本市における発電規模の合計は113kW。
経済産業省が示す一般的な家庭用太陽光発電の発電規模は一戸当たり3.3kWとされていますので、本市の公共施設への太陽光発電設備の整備状況は一般的な民間住戸・約34戸分にとどまっている、ということになります。
このような実態は「資源やエネルギーを大切にした循環型都市を築きます」という高い理想からは、きわめて遠いところにあるように思います。
とりわけ2007年以降に改築された津門・浜脇・高木・甲子園浜・用海の各小学校に設置された太陽光発電設備の発電規模が3kWに留まっている点は重要です。
夙川小学校の発電規模が40kWとなっていることからも明らかな通り、これら小学校には、もっと大規模な発電設備の設置が可能だったはずです。
この発電規模一つをとっても、私には行政の目標達成に向けた強い意欲を感じることが出来ません。
また「行政の取り組む具体的な行動」として、
★★★★★★★★★★★★★★★★★
〇市所有地での大・中規模太陽光発電設備の整備検討
〇公共施設への蓄電池の整備
★★★★★★★★★★★★★★★★★
が挙げられていますが、いずれも現時点で整備が完了したものはありません。
このように西宮市の環境問題に取り組む姿勢は、全国初の環境学習都市宣言を行った自治体としては非常に寂しいものです。
私は、こうした現状を変えるため、計画に述べられた「公共施設の事業者への屋根貸しの検討」等、市有地を太陽光発電用地として民間事業者に積極的に貸し出すよう提案します。
現在、全国的に公共施設を利活用した太陽光発電が進められています。
その背景には、各自治体の「再生可能エネルギーを積極的に取り入れ、環境に配慮したまちづくりを進めたい」という考えがあります。
また財政難の中、使われていない土地や施設、あるいは屋上や屋根を有効に利活用したいという思惑もあることでしょう。
こうした取組の先進市として知られる広島県・安芸高田市では今年度、市保有地に8000kWのメガソーラーを設置するとともに、市役所や学校など市の施設・約130か所の屋根や屋上に計・約6000kWの太陽光パネルを設置するという事業を進めています。
総出力は計14000kW。
これは経済産業省が示す一般的な家庭用太陽光発電の発電規模である一戸当たり3.3kWに照らし合わせると、概ね4200戸分という数値です。
民間住戸わずか34戸分という本市の実績と比較すると、この数値が、桁違いに大きいものであることがお分かりいただけると思います。
しかも、この取組は「民間事業者が市から借りた土地で太陽光発電事業を行い、固定価格買取制度に基づき売電することで収入を得て、設置費用や運営費用をまかなう」という事業モデルで行われています。
つまり、市が設置費用・運営費用等を負担する必要はないのです。
それどころか市は現在、利用していない土地や施設の屋根・屋上を民間事業者に貸出すことで、労せずして賃料収入を得ることができます。
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ブログの更新一つするにしても、画像の挿入やらFACEBOOKへの反映やら、慣れないことが多くて、むやみと手こずるな。。。
早く、慣れてしまいたいものです。
というわけで、今日のブログはこれまでで。
それでは失礼いたします。