西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

子育て支援策充実に超重要な病児保育。そのための手段として、こんな対策があるのです。

2015-07-06 14:07:26 | すべての人にやさしいまちを実現するために

現在、絶賛、夏風邪中。
くそー、今日は大事な呑み会なのに。。
むう、結構しんどいぞ。。。

て言うか、ここ最近、こうゆうのが充実しているのが原因か。。。。

と、そんなボヤキはさておき一般質問のご報告の続きなど。
これ今回、一番「よっしゃ!!!」という内容になった質疑なのですよ。
この内容については、興味・関心を持って頂ける方も多いはず!
というわけで早速、始めます。
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続いて、病児保育・病後児保育機能の充実についてです。
その前段として、まず病児保育・病後児保育について説明いたします。

基本的に保育園は病気になったり、大きな怪我をしたりした子供を預かってはくれません。
いろいろな理由がありますが、その主なものは
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●集団保育の場において他の子供たちに病気がうつったら大変
●保育士は医療の専門家ではなく、病気や怪我を適切にケアできない場合もある
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
というところに集約することと思われます。
こうした理由がある以上、保育園が病児・病後児を受け入れることができないのはやむを得ないと言えるでしょう。

しかしながら、こういった状況があるために、子供が病気にかかったり、熱を出した、あるいは大きな怪我をしたという場合の多くにおいて保護者が欠勤して子供を見ざるをえない。
仕事に遅れて行ったり、早退したりして対応せざるをえない。
こういったことが起きています。
これは非常に重要な問題であり、このような時に病気・怪我の子供を見てくれるのが病児保育、回復期にある子供を見てくれるのが病後児保育です。

↓資料③をご覧下さい。↓


本市が提供している病児保育ルームは阪急門戸厄神駅近くの林田町に位置し、一日の利用定員が6名の「つぼみの子保育園病児保育ルーム」のみです。
また病後児保育ルームは阪神鳴尾駅近くの上鳴尾町に位置し、一日の利用定員が2名の「明和病院内病後児保育ルーム」しかありません。
立地・定員いずれの面からも、この二施設だけで市内の病児・病後児保育への需要に応えることが不可能なのは明らかです。

また市は、施設型とは異なる病児保育機能として、にしのみやしファミリー・サポート・センター(以下ファミサポと言います)を活用してきました。
しかしながら本年9月以降、ファミサポの病児保育機能も停止されることになりました。
ファミサポ提供会員の家族内感染に対するリスク、提供会員が看護士・保育士資格を持っていないにも関わらず、病気の小さな子供を預かることへの不安感やリスク等を考えると、サービス停止は、やむを得ないと私も思います。
しかしながら『「子育てするなら西宮」の名にふさわしいまちづくり』を考えたとき、ただでさえ乏しい病児・病後児保育機能の更なる弱体化は避けるべきです。

そこで今回、私は東京都北区・文京区等で実施されている「病児・病後児保育(居宅訪問型)利用料金に対する助成制度」を本市でも導入することを提案します。
これは
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●保育施設に在籍している児童が病気になった際(あるいは病気からの回復期にある時期)
●民間のベビーシッター事業者等が実施する、家までやってきて病気や怪我の子供を見てくれる居宅訪問型サービスの利用に対して
●利用費用の一部を市が助成する
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という制度です。
居宅訪問型の病児・病後児保育には
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〇病気のお子さんが慣れない環境で過ごすのではなく、住み慣れた我が家で保護者の帰りを待つことができる
〇保護者にとっても「出勤前に施設に預けに行く」「終業後、帰宅前にお迎えに行く」という負担が減る
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等、様々な利点があり、本市においても同様の制度の導入を検討するべきです。
それでは以上の内容を踏まえて三点質問します。
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てな内容です。
具体的な質疑については、また別途ということで。
それでは失礼いたします。