西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

小規模保育施設の拡充では対処できない待機児童問題。だからこそ、送迎保育ステーション事業に力を注ぐべきなのです!

2016-08-17 13:00:48 | すべての人にやさしいまちを実現するために

一昨日は事務仕事を終えた後、満池谷公園で行われた戦没者慰霊祭に出席。その後、広島県福山市に向かい、今月末に行われる福山市長選挙に出馬予定の村上栄二氏の応援に入ってきました。
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【ご参考】
http://ameblo.jp/murakamiblog/ ←ブログ×「福山の村上栄二です。」
 
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一緒に応援に行った、関西の若手市議の面々と共に。
しかし、この写真見ても、全く、いわゆる政治家の集まりという感じがしない気がするのは、気のせいやろか???
何はさておき、良い結果が出ますように!

さて本題、前回ブログの続きですよ。
それでは早速どうぞ!

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一方で、とりわけ待機児童が多く発生している地域においては
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●保育所に適した物件の確保が困難
●住宅地であるため、保育所の新設に反対の声があがりがち
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等、様々な要因から保育所の開設自体が困難という現実があります。
こうした現状を踏まえ、我が会派の濱口議員が3月議会において「市内の主要駅に送迎施設を設置し」「保護者は出勤前に、児童をその施設に送り届け」「送迎バス専属の保育士が送迎施設で待機する児童をバスに乗せて、各保育所まで送る」送迎保育ステーション事業の導入を提案し、市からも前向きな答弁を頂きました。
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【ご参考】
http://h-hamaguchi.com/?p=1938 ←同じ会派のはまぐち議員のブログ

私は「送迎保育ステーション事業の導入」を、今後の保育所待機児童解消のための施策として積極的に推進するべきと考えています。
その理由は大きく二つ。
一つは夙川・鳴尾北・甲東・瓦木等、多数の待機児童が存在する地域から比較的、待機児童が少ない地域への児童の移動が可能になることです。
もう一つは、市が保有していながら十分、活用できていない物件を保育所として利用できる可能性が広がることです。

保育施設の設置に際しては、
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●まとまった土地が確保出来ること
●給食調理が可能であること
●近隣対策が容易であること
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等のハードルが存在しており、適切な物件を探し出すことは、ますます難しくなっています。けれども
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●廃校となった高須東小学校跡地
●事業自体の存続も含め、厳しい議論の対象となっているリゾ鳴尾浜
●阪神甲子園球場南側の市営住宅跡地
●鯨池浄水場敷地
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等であれば、きわめて有力な建設候補地となりえます。
例えば巨大な地下駐車場を保有するアクタ西宮に送迎保育ステーションを開設し、これらの場所に新規開設した保育所に送迎バスを走らせれば、本市の保育所待機児童問題解決に大きく貢献できます。
また巨額の実質債務が問題となっているアクタ地下駐車場の経営改善にもささやかながら寄与します。
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【ご参考】アクタ西宮北口の地下駐車場について。① @2012年1月のブログ

加えて、この施策は「公共施設も含めた市有地の活用」「都市公園の活用検討」「パーク&ライド方式による保育所整備」という、市が掲げた待機児童解消のための具体策にも合致します。
市が送迎保育ステーション事業を推進し、これらの土地・物件における大規模保育所開設に取り組むことで、本市の保育所待機児童問題は解決に向けて大きく前進するはずです。

加えて、もう一点、指摘しておきます。
過去3年間の保育所定数増の実績である921名を60%以上上回る「3年間で約1500人の受入拡大」を実現するためには、整備を担当する実務部隊の体制整備・強化が必要です。
現在、保育所の整備に従事する児童福祉施設整備課整備チームの職員数は僅か5名。
しかも、この5名で公立保育所の耐震補強まで実施しています。
このままの体制で「約1500人の受入拡大」という大胆な目標を達成することは、きわめて困難です。
それでは以上の内容を踏まえて三点、お聞きします。

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というのが質問の前振りです。
次回以降で、具体的な質疑の内容など。
結構、良い回答が返ってきたので、是非ご覧下さい!

それでは今日のブログは、このへんで失礼します。