現在、西宮市は2019年度から2028年度を対象期間とする第5次総合計画の策定に取り組んでいます。
そこらへんの詳しい話はこちら。
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市政報告51号×2017年10月発行の左上部分
で、この総合計画なのですが。
今が対象期間となっている第4次総合計画は
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●基本構想
●基本計画総論
●基本計画各論
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という構成になっています。
で西宮市では第4次総合計画策定後、様々な議論を経て、この全てが議決対象となりました。
(第4次総合計画を策定した時点では基本構想のみが議決対象。)
市は現在作成中の第5次総合計画においても、概ね、同様の構成を考えているようです。
でも、ちょっと、それって問題あるんちゃうの???と思っていまして。
こちらが第4次総合計画における基本計画各論の一例。
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で、これが議決対象に含まれるということは。
これが可決された場合、ここに書かれている内容全てについて議会として責任を持ってOKと判断した!!ということになります。
でも正直なところ、それって無理があると思うんですよ。
ザックリした内容はまだしもなのですが。
右下の「まちづくり指標」を見ると
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●そもそも、「環境学習都市の推進」というテーマの達成度を測る指標として「アースレンジャー認定率」「エコ活動数」という指標が適切なのか?
●仮に、この指標が適切だとして、目標値の設定はこれで適切なのか?
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という点に疑問を持たずにいられません。
また、そもそも10年も先のことについて、ここまで細かい計画を立てる意味ってあるのか???と思わずにはいられません。
こういう計画を作るのにも、当局方としては、相当な時間と労力がかかるわけで、そこまで手間を掛ける必要があるんかいな...と思ったりもするんですよね。
10年も先までの計画である以上、議会としてみるべきなのは細かい個別の事業についてではなく、むしろ
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●長期的な視野に基づいた財政計画
●その中での大規模投資のあり方
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といった市の大きな方向に関わる部分であるはず。
そこを審査し、議論することが最も重要な議会の役割だと思うんですよね。
なので上に書いてきたような論点を踏まえて、いろんな形で、いろんなところに働きかけていきたいと思っています。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。