西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一番のサービスは「窓口の感じがいい!」ではなくて、「わざわざ役所まで行かなくても必要な手続きが済ませられる!!」こと。そのための取組を推進するべきです!

2020-08-24 13:04:18 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

早いもので、今週金曜日から9月議会スタート。
というわけで本日12時から9月議会×一般質問の順序抽選が行われました。
この順番で実施されます。
 ↓

 ↑
議長在任中は一般質問が出来ない...ってのが、しみじみイタイですが、そこは仕方ないですよね。
また私自身の興味と関心も踏まえて、ご報告などさせて頂きます。

さて本題。
新型コロナ感染症による影響は多岐に渡りますが、役所の仕事に関するところだと「もっとオンラインでの対応を進めるべき!」という声が強まったことは、その一つかと。
ただ、だからと言って「オンライン申請を進めるべき!」と言ってるだけでは、話が前に進みそうもないんですよね。
なぜなら法律上、「行政手続きは、市民が役所を訪れて、対面で本人確認することを前提としたものとなっている面が強い...」という現状があるから。
例えば、転入・転出・転居の届は、国の法律で対面確認することが義務付けられているため、現状、役所に出向かないかぎり手続きを進めることは出来ません。

とは言うものの、個別の自治体で見ると、コロナ前から先駆的な取組を進めている自治体も存在します。
例えば、福岡市では積極的に行政手続きのハンコレス化・オンライン化を進めています。
 ↓
【ご参照】
市役所の手続きをもっと便利に!スマート行政を推進中!@2019/10/30付・福岡市長×記者会見
 ↑
  ↑
実際、個別の書類を見ていくと、
-----
●西宮市では、印鑑が必要!
●福岡市では、自署であれば不要!
-----
と運用が異なる書類が多く存在しています。
こういうのを見るにつけても、やっぱり出来ることはあるんやろな...と。

役所に行ってはみたものの、「印鑑が必要!」「捺印場所が違う!!」「印鑑が違う!!!」てなことで困った経験がある方、少なからずいらっしゃることと思います。
市民サービス向上という観点からも、こうした取組み、重要だと思うんですよね。
印鑑の不要化を進めるとともに、帳票ごとの様式の統一化を進めることで、オンライン化の推進はもちろん、業務の自動化推進にもつなげることができるはずですし。
 ↓
【ご参照】
業務の自動化によって、市役所業務は大幅に効率化できる。市は、積極的な取組を進めるべきです!@2019年11月のブログ

もちろん、オンライン化を進めるためにハードルとなるのは押印だけでなく
-----
●本人確認の要不要
●添付書類の内容の整理
●料金収受方法の整理
-----
といった部分の整理も欠かせません。
また「来なくてはならない場合でも、スムーズに手続きを進めることができる!」環境を整えることも重要です。
そして、こうした観点からは、他にも合わせて整理しなければならない話があります。

ただ、そこまで触れていると、ちょっと長くなりすぎるので、今日のブログはこの辺で。
次回以降のブログにて、この続きの話もさせていただきます。
それでは本日は、このへんで失礼いたします。