ある意味、ここしばらくで一番悲しかったニュース。
そら、こんなこと言ってるんじゃあ、少子化が止まるはずなんかないわけで…
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<独自>児童手当の特例給付、廃止検討 待機児童解消の財源に@11/6付・産経新聞WEBニュース
上の話は国のものですが、西宮においても同じく、子育て支援策としてもっと充実できないものか???と思う話が複数あります。
その中でも、ご意見いただく機会が多いものの一つが「子供を病院に連れて行った時の医療費が高い…」的な話。
本市にも、多くの自治体にも、乳幼児等を対象とした医療費助成制度は存在します。
が、この医療費助成制度って
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●所得制限を設けるのか?
→その基準金額はいくらにするのか?
●自己負担はあるのか?
●年齢制限は何歳とするのか?
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といった複数の要件があり、単純な比較が難しいんですよね。
というわけで、兵庫県内の自治体の現在の状況を比較しようと当局に資料請求したところ、こんなのが出てきました。
う~む、わけがわからん…
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これでは、どうにもならないので、いわゆる阪神7市1町について整理しなおしてみたのですよ。
それが、こちら。
「分かりやすくなりました!」とまではいわないけど、だいぶ整理はできたかな…と。
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この資料を当局側に投げて、内容に誤りがないかを確認してもらったところ、きれいに整理しなおしてくれました。
これは分かりやすい!
(「23.5万円以上」は、扶養義務者(父母等)全員の当該年度市町村民税の所得割額です。)
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あくまで、西宮市がよく使う阪神7市1町だけでの比較ですが。
所得制限未満であれば「通院・入院とも自己負担なし!」となっているところなんかは、比較的、充実している方とも言えるのかな…と。
一方で、所得制限を超えると、1歳から自己負担が発生してくるあたりは、やや厳しい方に位置しているように思えます。
とはいえ、この中だけで見ると平均的なラインのようにも感じるんですよね。
ところが、これが全国的な水準と比較していくと、まるで違う感じになってきます。
正直、西宮市の制度の現状って、世の大きな流れからかなり外れたところにある感じなんですよね。
というわけで次回以降のブログにて、そこらへん述べていこうと思います。
なお結論から先に言いますと、私は、この制度をもっと充実させるべき!と思っています。
「子育てするなら西宮」をうたっているのですから、なおのこと!
というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。
浜脇小学校で、新型コロナウイルス感染症への女子児童2名の感染が確認されたのは既報の通り。
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【ご参照】
浜脇小学校で新型コロナの感染者が確認されました。というわけで以下、情報提供です。@昨日のブログ
これを受けて、保健所が積極的疫学調査を実施した結果、「濃厚接触者なし」と判定。
が、より丁寧に安全を確認するため、当該児童が在籍するクラスの全児童および関係教員を対象PCR検査を実施しました。
その結果、検査対象児童及び教員67名(児童65名、教員2名)全員の「陰性」が確認されたことから、11/9(月)より通常通り学校は再開されることが決まりました(11/6(金)のみ臨時休校)。
まずは一安心ですね。
なお、患者やそのご家族、学校関係者、近隣にお住いの皆様に対する偏見や風評被害につながる行為については許されるものではありません。
くれぐれも、人権尊重及び個人情報保護に特段のご理解とご配慮をいただきますようお願いします。
経過を心配されている方も多いと思われることから、情報提供といたします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
なんだか、市内のコロナ感染者数が増加傾向にあるような…
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新型コロナウイルス感染症の市内検査状況について@西宮市HP
兵庫県でも11/3からフェーズを感染増加期に切り替えたとのことで、ますます注意せねばなりませんね…
手洗い、うがいはもちろん、マスクの着用と換気の徹底、三密対策といったところをしっかり進めていかねば!
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そんな中、浜脇小学校において女子児童2名の感染が確認されたとの報告がありました。
内容は以下の通り。
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なお上の対応は、市HPにも示されている「感染者等が発生した場合の施設閉鎖等の目安」に基づいたものです。
学校と保健所が連携して、迅速な対応が進められているのはよいことですね。
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上に示した基準自体、「これを見れば、どのような状況では、どうなるかがよく分かる!」というようなものではありません。
状況によって、取るべき対応も大きく異なってきますし、そこは仕方のないところなんでしょうね…
とは言え、以前の「市HPに書かれている内容と実際にとられた措置が全く異なっている…」という状況は大きく改善されていますし、そこはよかったと思っています。
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【ご参照】
今の西宮にはプリンシプル(by白洲次郎)が足りない! ~安井小学校は明日から再開されることになりましたが…@2020年7月のブログ
感染が確認された児童の健康と、これ以上の感染拡大がないことを心から願います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
バイデン氏が王手!という感じなんですよね、これって???
とはいえ、それでトランプ氏が素直に引き下がるとも思えない。
「状況が混沌としそう…」という意味で懸念されていた「バイデン氏辛勝!」という構図になりつつある感じがして仕方ないぞ、この展開。。。
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さて、本題。
コロナの影響下、『「オンライン学習」に学校として取り組み、実行してきたからこそ見えてきた交々についての歴史的な教育実践記録』と位置付け』たという、この本、個人的には、とても納得感が高かったんですよね。
やっぱり、現場で実践に取り組む方々の意見は違うよな…と。
学校単位での取組だけに、よくある感じの事例集とは異なり、全体が一貫した思想に貫かれている感が強いこともあり、とても参考になりました。
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個人的に、納得度が高かった内容の一つがオンライン学習についての話。
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●非同期型のオンライン教育(=動画を使って学習を進めたり、課題に取り組んだものを提出したりといった、同時双方向のやり取りではないオンライン学習)
●同期型のオンライン教育(=ZOOMを利用した授業に代表される、同時・双方向型のオンライン学習)
●双方のいいところ取りを目指したハイブリッド型
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の3タイプに分類した上で、それぞれの長所・短所について述べられているのですが、『つい、「どれがよいの?」という議論になりがちですが、学ぶ内容があっての型なので、それに囚われることなく教材研究を通して、最も内容に適したものを選択していくことが必要でしょう』と整理しているあたり、当たり前と言えばそれまでなのですが、なるほどな…と。
ちなみに、その整理で行くと、非同期型の強みは時間に制約されないし、いつやってもかまわないし、いくらやってもかまわない、というところとのこと。
たしかに動画であれば、分かりにくいところを何度も見直すことも出来ますものね。
一方で「みんなが顔を合わせ、共に同じ課題に取り組むという環境によって課題に向き合い、取り組むことができていた子もいたのだと思い知りました」と示されているように、「自分で課題に取り組むことを苦手とする子の支援には未だ課題があると言えるでしょう」という短所もあるという認識にも、これまた納得。
加えて言うと、小学校低学年くらいだと「長時間、自分一人で集中して!」というのは相当厳しいですよね...
また同期型に向いているものを「自身が取り組んだものへの反応がその場で得られるというのが基本」と整理しているのもイメージが湧きやすい。
ちなみに個人的に、私が将来あるべき方向性の一つでは???と考えている内容は、この中では「ハイブリッド型」の中の一類型に整理されている感じでした。
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質の高い授業動画の配信+個別のレベルに応じたドリル。これがICTを利用した教育の基本形だと思うのですが、どないでしょ?@2020年7月のブログ
その他、諸々あったのですが、個人的に響いたのが
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●教育界においては、多くの自治体や学校が、ビフォーコロナ期のような学校生活に戻ることを目指しているように見える。しかし、ビフォーコロナ期の教育界は、戻りたくなるような理想の姿だったのか?
●新学習指導要領は、子供たちに「主体的に学び続けて自ら能力を引き出し、自分なりに試行錯誤したり、多様な他者と協働したりして、新たな価値を生み出していくために必要な力を身に付ける」ことを求めている。なのに学校・教師が、何もしない姿を子どもたちに見せるわけにはいかない!
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といった、著者グループが示す、問題提議と前向きな姿勢。
改めて、西宮市の教育委員会及び学校には、こうした意識を持って主体的に課題に取り組んでほしいと思っています。
でなきゃ、文教都市の看板が泣きますよ...
私は、本市の教育分野(だけではありませんが)における危機意識の薄さ・対応の鈍さに強い危機感を持っています。
あの大騒ぎになった新年度開始時からでさえ、もう半年以上が経ちました。
コロナ下におけるインターネットを活用した対策については「GIGAスクール関連施策を教委内及び関係部局で横断的に取りまとめ、内外に示す準備を進めているところです」とのことですし、早々に内容を示してもらわねばなりませんよね。
そして、それを、しっかりと各現場に落としこんでいってもらわなければなりません!
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【ご参照】
【続報15】急転直下・学校の臨時休校が延長されます!&公共施設も5/10まで閉鎖期間が延長されることになりました。@2020年4月のブログ
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
昨夜は井上尚弥選手×ボクシング世界戦→大阪都構想開票速報特番でテレビの前にかじりつき。
井上選手の全く危なげない試合運びと圧巻のKO劇には大興奮。
対して都構想の開票特番、自分が当事者やったら…と考えると、あんなに心臓に悪い選挙ないな…
個人的に、人間が作る制度はなんであれ「100%こっちが良くて、こっちは100%間違っている!」なんてことはないと思っています。
そういう意味では、都構想に関わる論争も、それぞれもっともなところも、そうではないところもあったのでしょう。
とはいえ、あれほど高い人気を誇る吉村知事と松井市長というツートップ体制でさえ、その看板政策を実現できなかったことに正直なところ驚いています。
「大阪維新の会による府政・市政に対する評価と、都構想に対するそれとは別!」という声・感覚も、そうとう強かったのでしょうね。。。
さて、といった個人的感想はさておき、本日のブログは広報です。
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●2019年度決算の概要報告
●行政サービスの質を向上させるため、職員人件費の削減を!
●保育所待機児童対策の推進を!!
●商工会館の建替計画は抜本的に見直すべき!!!
●リゾ鳴尾浜が経営破綻。。。
●2022年4月から、ごみ収集に指定袋制度が導入される予定です(^^)v
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というラインアップの市政報告63号が完成。
先週から絶賛、配布中です。
内容は以下の通り。
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より解像度の高いものは、こちらからご覧いただけます。
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【市政報告63号×表面】 http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/63a.JPG
【市政報告63号×裏面】 http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/63b.JPG
SNS等を見ていると、駅立ちをしている方もいらっしゃいますが、私はそちらは自粛しています。
なので現在、不特定多数の方を対象にしている広報活動はポスティングのみ。
社会情勢が社会情勢だけに、仕方ないよな…
こういうのって正解がないし、ほんと悩ましい。。。
ポスティングの方は、他の方のご協力もいただきつつ、えっちらおっちら進めています。
なので、浜脇・香櫨園・高木・高木北小学校区にお住いの皆様のお手元には遠からず届くことかと。
それ以外の地域にお住まいの方でご希望の方には(上の地域にお住まいの方で、入ってなかったけど???という方も)ご一報いただければ、お届けしますので、よろしくお願いします。
ポスティングには最高の時期ですし、しっかり頑張ります!
というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。