前回ブログでは
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●本市の乳幼児等医療費制度は、近隣市町に比べて、必ずしも低い水準とはいえない
→が、実は本市の制度設計は、世の中の平均的な流れとは大きく乖離している!
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ということを書きました。
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では、大きく違うところはどこかというと
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●西宮の場合、所得によって受けられる助成内容が大きく変わる
→が、多くの自治体では、所得にかかわらず、受けられる助成は同じ
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というところです。
例えば、西宮市と同じ中核市60市で見ると、47自治体(約80%)が所得制限なし(=所得にかかわらず、同じ助成を受けられる)となっています。
上に示した近隣市の事例で言いますと、猪名川町や神戸市と同じということになりますね。
ちなみに、その中で猪名川町と同じく一部負担もない(=お金を払う必要がない)のが26市。
神戸市のように一部負担あり(=お金を払わなければならない)のが21市となっています。
以下、小さくて甚だ分かりにくいのが申し訳ないのですが、ご参照。
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年齢制限に差はあるものの、60ある中核市のうち半分近い26もの自治体が「所得にかかわらず、子供の医療費は無料!」としているのは大きいですよね。
これと
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●所得制限を超えると、1歳から医療費負担が発生する
→小学生になると、助成自体がなくなる
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という本市の状況を見ると、その格差は明らか。
「子育てするなら西宮」を謳うなら、目指すべきはここだと思っています。
というわけで次回以降のブログにて、さらに、この内容詳しく掘ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。