四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

あっぱれな《生前葬》と宝物の《娘の手紙》

2012年04月28日 20時48分21秒 | インポート
★フリートーク
辰月については今月は十分かな!!・・・で、しょうもないフリートークでまいります。

《その1》昨日、知り合いの女性の告別式に行きました。彼女は昨年一月にスキルス性の胃ガンで手術をし、春の桜を見れるかどうかということでした。ですが、見事に抗がん剤が効いて、一年後のこの春のお別れとなったのです。

 彼女はサラリーマンでしたが、意を決した脱サラし、華やかな人生の花道を歩いてきました。喜神運を極め、昨年の本人の弁では思い残すことはないと・・・したいことはすべてできた!というのが本音のようでした。しかし、人としてはまだ生きていきたいというのも本音でした。約一年の壮絶な闘病でしたが、その間の毅然としていたことは、今でも印象的です。四柱推命どおりの人生でした。

 昨年夏には、お世話になった人たちやゆかりのある人たちとのお別れとお礼をこめてパーティをしたいと言い始めました。本人的には「生前葬」のつもりだとも・・・・50人ほど集まって、ホテルオークラの最上階で瀬戸のゆったりとした風景を眺めながらの集いとなりました。私はその際の司会進行をさせていただいたのですが、つい先日のことのようにしか思えません。本人がいうには、これ以上弱った体でみなさんに会うのは自分としてはできないので、まだ今なら、きれいにして会うことができるから、これを最後にこの姿を覚えていてほしいと・・・そんな女性としての思いもあったようでした。

 告別式では私は彼女の死に顔は見ませんでした。在りし日の彼女の顔を思い出すことのほうが良いからですが・・・他の友人もそのように言って・・・・!!
二人の娘さんたちはことのほかしっかりとして、告別式を仕切っておられましたが、お母様の遺志どおりに最後の幕引きをしてさしあげたというのが印象的でした。桜の花を殊のほか好まれたのですが、桜と同じく潔いというのも彼女らしくあったとも・・・・

 昨日はそんな人とのお別れの日となったのです。彼女は陽命で壬水の人でした。なるほどではありますが、私などはとても、とても・・・・・ということでした。あっぱれですね。

 《その2》本日は午後から、M恵ちゃん(昔の塾生)のマンツーマンレッスンでした。彼女は来るなり、「せんせー、この前のブログ、力入っとったね~(笑)」です。「そお~?面白かった?」と聞きますと、「そうなんですよお!同感ですよ。これ見て下さい!私、夫にも子供にも苦労ばかりさせられて、ちっともいいことなんかないと思ってたけど、娘(16歳)がこれをくれたんよ~!!」と手紙を見せてくれました。

 そこには「お母さん、ごめんね!・・・・口では気恥ずかしくて言えない・・・」ときれいにていねいに綴ってありました。私も老眼鏡を取り出して暫し、その宝物を読みました。彼女、「私な、子供ってホンマ、苦労ばかりやと思ってたけど、これ一つで全部、幸せに変わったわ!」と。

 今日は楽しいレッスンとなりましたし、四柱推命をして、自分がわかったし、・・・という話もあり、有意義そのものでした。彼女は四柱推命のウデも上がってきました。
 甲〇
 甲戌(金)
 〇〇
 〇〇
の命について甲戌はどう?と聞きますと、「これは甲二つは戌はツブレとるよね!!金も戌は戌だから、辛は無効やな!!フフフ!」と笑いました。いっしょに中之島に行かん?と誘いたくなりますよ。 
これもあっぱれでした。

コメント
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