四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

不明な用語が・・・

2013年10月02日 20時28分06秒 | インポート
 よちよち歩いてます。かなり慎重派です。2未のせいかも!!

★難易度Ⅰ~Ⅲ
先日、こんな質問がありましたので・・・
★よくブログの中で「固有の干」「固有の支」と書かれていますが、どう言う意味ですか?
 ということです。ん?・・・・・と思ったのですが、よくよく考えてみると皆さんに用語の説明なんてしたことないですので、分かり辛いかもと・・・

例えば、冲とか干合というのはエネルギーの方向が専一で強く剋したり、引き合ったりします。普通は一つの干や支は四方に生剋制化しています。このとき、
冲や干合のように二つのエネルギーの方向が向き合って、他へはあまり行かないとき、こんな状態を「縛り」があると言っています。束縛されているということですね。
ところが、冲が解けたり、干合が解けたりしますと、それぞれの二つのエネルギーは今までの「縛り」から解放されて、四方に生剋制化できる状態になります。このとき、「固有の干」「固有の支」という表現がぴったりとします。固有の~~というのはそういう縛りがなくなるときにも使われます。
当然、それ以外にも自由に生剋制化できる状態のときにはこういった表現が使われますので注意して読んでみるといいと思います。

 他にも生剋制化の「化」がよくわからないと質問されます。生は「相生」のことで木が火を生むことです。木から言えば、火に洩らすこと。火から言えば、木の生を受けることになります。こういったエネルギーの移行の仕方が「生」です。当然、木火土金水と流れることはすべて生です。
それに対して「化」というのは・・・
一つには同じように相生の関係にある二つの五行のエネルギーが移行することは同じなのですが、旺強な大過するエネルギーが洩らして納まるところを「化地」と呼び、大過する五行のエネルギーが洩らして移行することを「化」と言います。例えば、旺火が大過する八字が湿土にあうことなどが当てはまります。滴天髄の独象などが洩らして化地を行くのを喜ぶともいいます。

また、「化」にはここでいう生剋制化とは別に他の五行に「化す」という意味でも使われます。例えば、丁壬干合して木の五行に化す・・・などです。これが正しいかどうかは別の話として、別の五行に変わることを「化」と言います。
ちなみに「従」というのは、この「化」とはまた成り立ちが違いますから、混同してはいけません。「従・化は一」とおっしゃる方もいらっしゃいます。陽先生もそうでした。ですが、成り立ちが違う以上、同じであるはずもなく、従した結果、あるいは化した結果が同じで喜忌が同じというだけで一つにするのは危険だと思っています。


ちょっと最後のあたりは難しすぎたかもしれませんが・・・最初あたりは大事なところですので、確認しておくとよいかもしれません。
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また私はブログでいろいろと理論を書きますが、これも命理のためと思っています。出し惜しみする必要などありません。学びたい人なら、必ず自分のものにして正しい四柱推命を身に付けてくださると信じています。教室や講座の人だけ・・・ではもったいないですね。初級程度には自力でも力は付くのではないでしょうか!!そして詩子の中級講座に入ってくださればそれはそれで幸いです(笑)。今のところ、初級講座の資料を作る余裕は全くありません。いっぱい、いっぱいです。
また、近いうちにNET講座(実践四柱推命:中級)の第二回募集をします。その気のある方はどうぞ~~!!

コメント
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