しし丸のお悔みをコメントやメールで頂き、大変うれしく思います。皆様、ありがとうございました。
★難易度Ⅱ
本日命です。
癸巳
壬戌(土)
壬戌
甲辰 で時干支をまいります。
八字解明:日干壬。戌月土旺の生まれです。壬は死令ですので質的には見かけよりは弱ですが・・・・戌月土旺は蔵干に辛金1 戊3の力量。戌は燥土で寒の気も強く調候は壬と同時に丙火が必須です。年支に巳火の調候。天干の壬の制あって弱いながらも八字を暖にします。そして天干には2壬と癸水が団結しています。2戌は湿土化して生金可能になります。蔵干の辛金は生きて戌中の湿土化した戊土の生金、そして辛金は天干の生壬水と流れます。
日時の辰戌の冲ですが、双方弱化して減力も固有の支として働きます。日支戌は壬によって湿土化していますので時支の辰湿土と剋の意は少ないと言えます。
また、同時に見なくてはならないのは時干の甲です。壬を洩らし、一方で天干から地支の辰戌を制します。位置的に月支には無情です。日時支の辰戌には有情ですので冲と同時に甲の制もあって辰戌はさらに減力とみなくてはなりません。
流は年支から巳から戌土に。そして上記のようなことから戌中で土金と流れ、さらに戌中の辛金から天干の壬水へと。そして日干壬は時干の甲へと流通します。
さて、喜忌ですが・・・
日干壬の強弱を取ります。壬は戌中の金に生じられると同時に月干壬の幇。一方、時干の甲へと洩らします。月支戌の官殺は化殺されて弱化し減力。日時支の官殺は冲、天干の甲の制あって減力。日時支と甲は食神制殺的とみていいです。よって日干壬が任じるのは甲への洩気と地支の2戌と辰の官殺です。強弱はやや弱。用神は戌中辛金。喜は金水。忌は木火土。調候は壬と丙と取ります。
八字は年干支を除いて陽干支ばかりでほぼ陽命。2壬に甲。地支は辰戌と男性的干支ばかり。行動的です。2戌と辰あって気概も十分。世の中にあって十分に渡っていけそうな八字です。女命よりは男命であってほしいですが・・・女命でもやり手な印象となります。
大運は順行運で見てみましょう。
癸亥、甲子、乙丑、丙寅、丁卯、戊辰、己巳・・・・
第一運から水の北方から木の東方へとめぐります。
水旺運ですが、問題は木の甲が天干にありますが、丙火の調候も弱で甲は湿木。洩らすにはやや不及。丙火につながらない忌があります。やや争財気味と看たらいいでしょう。と大運は簡単ですが・・・・
☆今月は壬日干を多くみました。戌月金旺から土旺など違いに注意して比較してみるとお勉強になるかと・・・・
★難易度Ⅱ
本日命です。
癸巳
壬戌(土)
壬戌
甲辰 で時干支をまいります。
八字解明:日干壬。戌月土旺の生まれです。壬は死令ですので質的には見かけよりは弱ですが・・・・戌月土旺は蔵干に辛金1 戊3の力量。戌は燥土で寒の気も強く調候は壬と同時に丙火が必須です。年支に巳火の調候。天干の壬の制あって弱いながらも八字を暖にします。そして天干には2壬と癸水が団結しています。2戌は湿土化して生金可能になります。蔵干の辛金は生きて戌中の湿土化した戊土の生金、そして辛金は天干の生壬水と流れます。
日時の辰戌の冲ですが、双方弱化して減力も固有の支として働きます。日支戌は壬によって湿土化していますので時支の辰湿土と剋の意は少ないと言えます。
また、同時に見なくてはならないのは時干の甲です。壬を洩らし、一方で天干から地支の辰戌を制します。位置的に月支には無情です。日時支の辰戌には有情ですので冲と同時に甲の制もあって辰戌はさらに減力とみなくてはなりません。
流は年支から巳から戌土に。そして上記のようなことから戌中で土金と流れ、さらに戌中の辛金から天干の壬水へと。そして日干壬は時干の甲へと流通します。
さて、喜忌ですが・・・
日干壬の強弱を取ります。壬は戌中の金に生じられると同時に月干壬の幇。一方、時干の甲へと洩らします。月支戌の官殺は化殺されて弱化し減力。日時支の官殺は冲、天干の甲の制あって減力。日時支と甲は食神制殺的とみていいです。よって日干壬が任じるのは甲への洩気と地支の2戌と辰の官殺です。強弱はやや弱。用神は戌中辛金。喜は金水。忌は木火土。調候は壬と丙と取ります。
八字は年干支を除いて陽干支ばかりでほぼ陽命。2壬に甲。地支は辰戌と男性的干支ばかり。行動的です。2戌と辰あって気概も十分。世の中にあって十分に渡っていけそうな八字です。女命よりは男命であってほしいですが・・・女命でもやり手な印象となります。
大運は順行運で見てみましょう。
癸亥、甲子、乙丑、丙寅、丁卯、戊辰、己巳・・・・
第一運から水の北方から木の東方へとめぐります。
水旺運ですが、問題は木の甲が天干にありますが、丙火の調候も弱で甲は湿木。洩らすにはやや不及。丙火につながらない忌があります。やや争財気味と看たらいいでしょう。と大運は簡単ですが・・・・
☆今月は壬日干を多くみました。戌月金旺から土旺など違いに注意して比較してみるとお勉強になるかと・・・・