我が家に咲いてます。
★命理
戌月土旺もあと数日となりました。立冬になる前からコタツは出してますよん
!!ストーブも!!この匂いは大好きですね。冬って感じがして、頑張ろうと思うんです。机に張り付くのが大好き人間にはたまらない匂いです(笑)。
さて、本日は庚辰日です。
甲午
甲戌(土)
庚辰
丙戌 とでもしましょうか!!
日干庚金は戌月土旺の生まれですね。地支は戌辰戌の土性支がずらりと・・・おまけに朋冲が解けた形。深く考えることはないかと思います。土性支の冲は強いものではないので、わずかに土が減力でよいのです。余気などはわずかなものですが、これらは相剋の関係のものばかり。金木の剋は木が負けますでしょう。それでも戌中の辛金など無水の八字には何の作用もできません。
また特徴的なのは天干に2甲が並んでいることです。これのおかげで庚金は土に埋もれることはありません。今月はこの形が多いので何回も言いますが、年干の甲は午に流れて残った力量で戌を制土します。月干の甲もわずか午に洩らしますが、こちらは戌と日支の辰までは力が及んで制します。つまり日月地支は甲に疏土されているというわけです。つまり土は弱化しますので辰中戊土の湿土生金も少しは縛りを受けながら、また冲剋でやや減力しながらも湿土生金で生身する喜神です。まさか、戌辰戌とダブル冲に逢い、辰は憐れ無力な印となったなどとは思わない方が良いと思います。生剋制化できる力は残っていると思います。冲去などは化石に近い理論だと思っています。
さて、戌月の扱いですが、日干が何であれ、戌は燥土であり、寒気が入っています。燥湿適切な暖土になる必要がありますね。八字というのは生成発展の理が見いだせないのは位相低となりますから、上記の八字は年支の午は調候の丙で戌に暖気を与えます。それでも燥土のままですので剋ばかりで何の流も見出せません。ぜひ、水が入って湿土生金となってほしいところです。
そう考えますと順行運なら次運が水旺です。第一運は乙亥ですね。こういった亥水は大運支で大きい水ですから、精査が要ります。日干庚金は弱ですので、旺水は日干を洩らして忌となります。一方では八字内の2戌を湿土化して戌中の余気である辛金も生気を得ます。湿土生金の生身の喜もあります。このとき丙火もありますので旺水とはいえ暖水で生甲木の作用もあります。まあ、亥中は壬なので甲をさほどに強めるものではないでしょう。
やはり日干は弱ですので乙亥運は平運となり、年運に注意という判定ですね。
それでは逆行運なら、癸酉運となります。こちらのほうがいいかもしれませんね。日干は酉に通根して喜神運です。おまけに癸水は日干庚と甲木を通関して慈木培木です。甲から丙にはつながりませんが食傷生財の形が見えます。喜神運となります。
次は壬申運も喜ですが、甲木には癸水がベター。またせっかくの日干根の運ですから、時干の丙は有効であってほしいものですが、壬と相打ちします。もったいないですので、水は地支のほうが無難といえることがわかります。
と本日命、庚日干の戌土旺を考えてみました。