四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(丁日干亥月生まれ)羽生選手もついでに・・・

2014年11月12日 20時31分55秒 | 命理

最近はレーズンとクルミに凝って焼いてます。以前は嫌いだったのですが・・

命理
本日はすでに亥月水旺に入っています。丁亥日ですね。

甲午
乙亥
丁亥
○○

日干丁火は亥月水旺生まれで、3柱では根は年支の午ですが、遠く無情です。甲乙木の印に頼ろうかという丁火です。
さて、甲は燥湿からは生火可能ですが、日干には位置悪く無情。乙はどうか・・・坐下は旺令の2亥水ですから、もともと湿木であることからも乙のみでは生火不可能です。年干支の甲午が効を奏して乙木も少しは強まるかというところですが、さて・・・?という非常に乙は燥湿的には生火できるかどうかは問題だと思われます。

 こういった日干弱で官殺強という八字はよくあるものです。どのように解明するか・・・官殺強ですから、心理的環境的圧迫となります。これが基本です。非常にあいまいな表現であり、何が起きるのかという事象までは言っていませんね。
 身弱の官殺強というのは環境的圧迫というならば、環境が悪いということになります。まず父母が不適切で心身ともに健全な成長をするには不適切な環境に置かれることがあると言えます。そうすれば、印の母も生火が不十分で官殺の剋を十分に化殺できない母親であることがわかります。また財の父親は3柱ではありませんので忌とは言いがたいですが、運才で財をみれば、忌としかなりません。父も良い作用はしにくいことがわかります。
 ところが、年干支は喜の木火ですので、祖先は喜の傾向であると看ます。一概には言えませんが、傾向ですね。そうすれば、ある程度の家庭環境にあるのかもしれません。つまり環境が整っているならば、上記のような環境が悪いとはいえませんから、今度は違った視点で見てみることになります。良い環境ゆえに学歴などの教育的縛りが多く、心理的圧迫となって日干を剋すこともあります。時干支に財でもあれば、財の父親が原因で官殺の圧迫となるというパターンですね。
長じては日支の配偶支も亥水の圧迫となりますから、妻も尻を叩くのか?というところでしょう。忌の配偶支ですね。
 今まで述べたようなことがなければ、今度は病源を見ることになります。病源は上記のような事象の後から見るものです。病源は五行でみるものですから、時干支が何かということも問題ですが、まず水多の腎、泌尿器、生殖器系、火の血脈となります。また通変からも身弱の官殺強はメンタルの病、事故怪我もあり得ます。

 まあ、こういう解明は少し命理に触れている方にはわかりきった内容でしたでしょうが・・・

 それで、最近、びっくりするような怪我をされた羽生結弦選手を見てみたら・・
H6年12月7日でちょうど節入り日でした。
ア 甲戌
  乙亥
  丁卯
  ○○  あるいは

イ 甲戌
  丙子
  丁卯
  ○○ です。

大運は10丁丑 20戊寅 30己卯・・ です。
この大運の数値はアバウトですから、少し丁寧にやってみますと、
順行運ですので、亥月は 節入り時刻まで数時間ということですから、
0歳と1~2か月の範囲で大運交替です。
子月でしたら、9年8か月前後となりますでしょうか?少し、ズレがあります。
なぜ、こんなことを言うのかと言いますと、彼は今、接木期です。子月ならすでに戊寅運に入っていますが、亥月ならまだです。

さて、話はもとに戻しまして・・今までの事象から言ってもアなら、時干支に火は必須です。乙巳か丙午しかありません。そうでないと乙は生火しにくいし卯もわずかに生火・・・ちょっと事象とは合いにくいと感じます。ちなみにこの日の節入り時間は17時23分です。
 甲戌   甲戌   甲戌   甲戌  甲戌  甲戌
 乙亥   乙亥   乙亥   乙亥  乙亥  乙亥
 丁卯   丁卯   丁卯   丁卯  丁卯  丁卯
 壬寅   癸卯   甲辰   乙巳  丙午  丁未

寅、卯、辰、未も書いてみましたが、やはり生火に難が出ますね。やはり火がないと無理・・・!!!

イでしたら、時干支は酉の刻からですから、己酉、庚戌、辛亥、壬子です。金水ばかりで日干は月干の丙がなければ、苦し~いですね。
 甲戌   甲戌   甲戌   甲戌    
 丙子   丙子   丙子   丙子    
 丁卯   丁卯   丁卯   丁卯    
 己酉   庚戌   辛亥   壬子    

ところで今年ですが、甲午年です。ソチオリンピックであのような輝かしい功績を残せたのも頷けます。当時は、やっぱり喜神年だからねえ~と納得したものです。丁丑運の土旺でした。
弱日干の丁火は身弱ですが、湿土の丑に洩らす!!これは非常に苦労して血のにじむような努力であることがわかります。喜ではないからです。そして甲午年なら、その苦労も実を結ぶほどに影の努力が生きるということでしょう。並みの努力ではないことがわかります。これが身弱の食傷の作用です。限界を超えた努力をする人は・・ということです。

ところが同年にあのような突発的な事故となりました。おかしくないかと思って考えたり・・・
で、いろいろと思考をめぐらしているうちに思いつくことがあります。
亥月生まれなら、まだ丁丑運。 身弱の丁は甲午運の喜象はあったものの、接木期で運気が乱れているせいでしょうか?これは30年に一度来ますね。丑の食傷は忌ですから、努力の成果はあったものの、怪我(食傷の忌)と裏腹のものなのでしょうか?天干から甲が制してはいるんですが・・・

 子月でしたら、すでに戊寅運に入っていますから、寅の生火を期待したいところです。ですが、寅は旺令の子水を納めますから、湿の気は強いものです。また戊も湿の気を帯びますが、これは旺水には病薬ではありますが、日干を洩らす食傷でもありますね。また年干か甲ですから、戊は疏土もされます。あまり問題とはならないと感じます。やはり問題は寅の生火力でしょう。八字の丙丁は死令の火ですから、木多を受けるには難があるものです。今年の甲午年は子午の冲剋で弱化します、それでも月干の丙には根ですから、事故は戊寅運に入った後での事象ととらえれば、月干の丙が働きますから、まずまずとなります。
悪くはないという印象です。
 とはいえ、やはり、わからないものはわからない、羽生選手、亥月か子月か・・・迷います。

で、本日は長々とお付き合い有難うございました。何度も言いますが、これは机上の遊びですから、真剣には考えないでください。異論もあるでしょうし・・・詩子の独り言です。
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中医より「土生金」

2014年11月08日 20時36分57秒 | 中医・漢方

ハルくん、ファンヒーターの前にどっかと陣取っています。チワワはどうも寒がりのようです。ま、短毛ですから、仕方ありませんけど。服を着るのも大嫌い、首輪も嫌い。腹巻きくらいしてほしいです~!
母としては、かわいいお洋服をいっぱい作りたいんですけど・・・しし丸くんのお洋服はたくさんの思い出とともにしまってあります。でも、体型、違いますね。

★中医より
本日は久しぶりに「中医」から・・・
体の不調や病源は五行の不和から見分けることが基本です。
そんな中で、この季節は秋本番で夏の高温多湿から寒気に向かい乾燥してまいります。今、私たちの体は夏の疲れからやっと解放かというところでしょう。まだまだ夏の疲れを引きずっておられることもあるかも・・・

 本日、取り上げてみたいのは土の「脾胃」と金の「肺、大腸」です。
土は脾胃といって脾臓と胃のことですね。胃は口から取り込んだ食物を消化して小腸に送り込みます。脾胃の役目というのは取り込んだ栄養分を体の隅々にまで送る作用をします。これを「運化」というのですが・・・この作用が上手くいきますと栄養分が十分に取れて体には「気」がみなぎることになります。次に肺は呼吸により酸素を取り込みます。つまり脾胃と肺は体に必要な栄養と酸素を取り込む臓器ということですね。特に金の部位である肺の気がみなぎることは、この季節からは乾燥しますから、のどの痛みや風邪から体を守ることになります。ですから、夏の疲れを引きずっていたりしますと、また脾胃が弱っていますとどうしても肺の気不足になります。風邪をひきやすいということになるのです。
 また腸も金の部位ですから、肺とも深い関係があり、免疫力に関わるのは金の腸の部位です。脾胃からの栄養分が十分でないと腸は良い作用ができないことになります。

 こうやってみますと土→金の作用は中医では深い関係にありますから、胃の疲れや不調があれば、早めに対策をして「肺の気」をアップしておくことが肝要となります。早めのインフルエンザ対策ともなりますでしょう。

 実際の症状としてはどうか・・・
この季節、すぐに風邪をひきそうになるとか、咳が出やすい、乾燥して困る・・・などは一応、サインとして注意したほうが良いと思います。女性は髪の乾燥、これもサインかもしれませんね。
 
 食べ物としては山芋、インゲン豆、カボチャ、人参、ウナギ、はも、牛乳、鶏肉、豚肉、鮭、きのこ類など・・・バランス良く食べればいいのですが。

 他、ゆっくりと入浴して体を温めて、体温を上げるのもいいですね。血行が良くなれば、万事休すですよ。
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本日命(庚日干戌月土旺生まれ)

2014年11月05日 21時33分07秒 | 命理

我が家に咲いてます。

★命理
戌月土旺もあと数日となりました。立冬になる前からコタツは出してますよん
!!ストーブも!!この匂いは大好きですね。冬って感じがして、頑張ろうと思うんです。机に張り付くのが大好き人間にはたまらない匂いです(笑)。

さて、本日は庚辰日です。
甲午
甲戌(土)
庚辰
丙戌 とでもしましょうか!!

日干庚金は戌月土旺の生まれですね。地支は戌辰戌の土性支がずらりと・・・おまけに朋冲が解けた形。深く考えることはないかと思います。土性支の冲は強いものではないので、わずかに土が減力でよいのです。余気などはわずかなものですが、これらは相剋の関係のものばかり。金木の剋は木が負けますでしょう。それでも戌中の辛金など無水の八字には何の作用もできません。
 
 また特徴的なのは天干に2甲が並んでいることです。これのおかげで庚金は土に埋もれることはありません。今月はこの形が多いので何回も言いますが、年干の甲は午に流れて残った力量で戌を制土します。月干の甲もわずか午に洩らしますが、こちらは戌と日支の辰までは力が及んで制します。つまり日月地支は甲に疏土されているというわけです。つまり土は弱化しますので辰中戊土の湿土生金も少しは縛りを受けながら、また冲剋でやや減力しながらも湿土生金で生身する喜神です。まさか、戌辰戌とダブル冲に逢い、辰は憐れ無力な印となったなどとは思わない方が良いと思います。生剋制化できる力は残っていると思います。冲去などは化石に近い理論だと思っています。

 さて、戌月の扱いですが、日干が何であれ、戌は燥土であり、寒気が入っています。燥湿適切な暖土になる必要がありますね。八字というのは生成発展の理が見いだせないのは位相低となりますから、上記の八字は年支の午は調候の丙で戌に暖気を与えます。それでも燥土のままですので剋ばかりで何の流も見出せません。ぜひ、水が入って湿土生金となってほしいところです。

 そう考えますと順行運なら次運が水旺です。第一運は乙亥ですね。こういった亥水は大運支で大きい水ですから、精査が要ります。日干庚金は弱ですので、旺水は日干を洩らして忌となります。一方では八字内の2戌を湿土化して戌中の余気である辛金も生気を得ます。湿土生金の生身の喜もあります。このとき丙火もありますので旺水とはいえ暖水で生甲木の作用もあります。まあ、亥中は壬なので甲をさほどに強めるものではないでしょう。
やはり日干は弱ですので乙亥運は平運となり、年運に注意という判定ですね。

 それでは逆行運なら、癸酉運となります。こちらのほうがいいかもしれませんね。日干は酉に通根して喜神運です。おまけに癸水は日干庚と甲木を通関して慈木培木です。甲から丙にはつながりませんが食傷生財の形が見えます。喜神運となります。
次は壬申運も喜ですが、甲木には癸水がベター。またせっかくの日干根の運ですから、時干の丙は有効であってほしいものですが、壬と相打ちします。もったいないですので、水は地支のほうが無難といえることがわかります。
 と本日命、庚日干の戌土旺を考えてみました。
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術後の四方山話

2014年11月01日 21時14分34秒 | フリートーク

ハルBONです。もう毛布が大好きな時期となりました。食欲の秋なのか、ハルくん、体重が少し、増えて2.2キロに・・・胴体がムックリです。もう限界ですね。

☆フリートーク
もう11月に入りましたね。早いもので我が家はそろそろお正月用の白みそを仕込まなくてはと・・・我が家というより私の年中行事としているのですが。讃岐のお雑煮は白みそにあん餅ですから。

 先日以来、夫の病気の話が多いのですが、英会話もストレッチ体操も休みがちでした。何となく体がサビついてくる感じがしますので、ここ数日は朝から、ガッツリと関節周りは特にストレッチをかけています。特に股関節、脚、背中から首・・・全身ですね(笑)。肩コリも軽減してきました。気分的なストレスも減ったせいかもしれません。

 夫の退院後、病理検査の結果も出ました。やはりステージ1aは同じで、リンパや胸膜への浸潤もなし。ということは入院して点滴での全身の抗癌治療はないということのようです。軽い内服薬になるかどうかもまだわかりませんが、これは飲むかな?とは思っています。仕事も今までどおりに・・となりそうです。
本当は来週の受診の際に知る情報なのですが、長女がカルテを看て、主治医のドクターに聞いてきたものです。早くにホッとできました。

 それにしても未だに不信であったことはなぜ、レントゲンに映らないのか?ということでした。その答えを陽明會の方でレントゲン技師をされている方から情報がありわかったのですが・・・肺の下葉のガンは横隔膜の加減で正面からは写らないことがあるということでした。そんな場合は横から撮ると映るそうです。何とも・・・・そういうレントゲン事情があるなんて素人はしりません。つまり、毎年、人間ドックに行っても写らないはずですね。正面からしか撮らないですし・・・小さいものなら肋骨の影になって見えないこともありますよね。レントゲンの落とし穴をみたように思います。

 他、今回の件で思ったことですが・・・・
ガン保険に入っていたことです。夫と二人名義で月々5000円弱の掛け金でしたが、有難いものだと思いました。生命保険もありますが、ガン保険のほうが保障は大きいですよ。ただ、ガン保険の落とし穴は「上皮内新生物」と「悪性新生物」の違いです。大きく分けていますね。保険会社も考えてあると思いました。つまり、0期のガンはガンと認めないという発想ですね。保障が全く違っていました。保険に入るときにはこんな細かいことは見た記憶がなかったのですが、いざ、直面すると熱心にネットでも調べました。お勉強になったというか・・・

 また、初めて知ったのですが、高額医療限度額の申請をすると医療費が大半、戻ってくるということです。これをみて思ったのは、あまり大きな生命保険って入る必要はないのではないかとも・・・・
 ある程度の保障も必要ですが、めったやたらと高額な掛け金をかけて、家計に響くようなやり方は関心しないと思いました。保険会社さんには申し訳ないですが・・・・でも、まあ、子供が小さいときに病気に見舞われるとこんなことは言えないかもしれませんね。確かに年齢が行くにつれて保障は下がるのが保険の仕組みですが、私たちのような年代になれば、大きな保障は要らないなと感じた次第です。
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