青い鳥の世界へ

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ねじれ国会解消案

2008年05月14日 | 短歌に政治や社会
国会は、また再議決が行われた。
これは衆院と参院とのねじれによる、行政府の捨て身ともいえる対抗行動とも言えるだろう。
ところで現在の国会法というのか、衆参両院に関係する法律には、こうしたねじれた場合に対しての解消対策が想定されていない。このことが、日銀総裁人事や道路特定財源法案審議などで混乱する原因になっている。
それで思うのだが、今日のような状況、昨夏の参院選で野党が過半数を制した時点で、衆院を解散するような法整備をして置けばよかったように思われる。
これは又、参院が方が過半数を制していても、衆院選で与党が過半数を制したなら、参院を解散選挙すべきであることを意味する。
それによって、国民はどちらかの選択肢を選ぶだろう。
今のままでは、国民によって選良された議員が議決した法案とはいえ、それによって国民生活がこのように混乱するのは困り者だ。
それ故に、ねじれたならば速やかに信を国民に問うならば、ねじれ国会は、解消するかもしれない。

ところで道路特定財源法案についてだが、「道路、道路」といっていても、地震など災害に見舞われたなら、せっかくの道路も何もあったものではない。そこのところを、為政者はよく考えて欲しい。