青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

荒みゆく世に

2008年06月24日 | 人生設計
秋葉原殺傷事件や大阪駅通り魔事件など、今日は索漠とした暗い事件が相次いでいて、荒んだ世になっている。
その原因としては、今日の社会を形成しているさまざまな要素が挙げられているが、もっとも大きな原因は、精神的な面、心の問題にあると思う。この精神的な面と心の心理的な面の解決には、宗教の力を借りなければならないだろう。
とは言っても、宗教とは漠然としていて、取りようによっては危険なものにもなる。かといって「無宗教」といって背を向けていてもならない。
ここでは簡単に宗教の基本姿勢といったものを述べて、今日の荒みゆく世を明るくしていくために役立てて欲しいと思う。

今の私たちにとって何が必要かというと、「感謝する」ということに尽きるといってよい。『ありがとう』とか「お陰さま」とか「済みません」とか、そして「ごめんなさい」などをひとこと言葉で表す事である。
そうしたことを、今日では余りすることがない。することといえば、『意地を張る』とか『我侭を言う』などの自己主張ばかりで、相手の立場に立つことがない。これが教養を持ち、知識を持つものほど強いように思える。
こうした『自己主張』の鼻柱をへし折り、『ありがとう、お陰さま、済みません、ごめんなさい』と感謝の一言も述べるならば、それがそのまま宗教であり世の中を明るくしていくものになる。
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