青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

怪談話

2008年08月08日 | 人生設計
暑い日が続いている。
こういう夏は、昔ながらに「怪談話」が流行する。テレビでも「恐怖もの、恐怖体験談」がよく放送される。オドロオドロとしたそれを、みんなが恐々と見ている。
私には、そういうものがどうしてそんなに怖いのか、よく判らない。元々幼少時からそうだったが、それにしても科学技術の発達した現代に、何故こうもこわがるのか合点ガ行かない。
私にはこういう怪談話とか恐怖体験とかよりも、例えば「物が上から下に落ちる」とか「水が流れる」ということのほうが最も怖い。そういう事を人々は、何故恐れないのかが、不思議でたまらない。
普通こういうことは「当たり前」な事として、片付けられてしまっている。即ち「引力」の働きとして。
だがこうして甘く見ていると、「水難事故」にはあうし、「エスカレーター事故」にはあうし、「交通事故」は起こすし、「登山遭難」を起こしたりする。私の住んでいる地域で先日ロードレースが開催されたが、出場した選手が転倒して死亡するという事故もあった。
これらは「当たり前」のことを恐れな買ったからである。「当たり前」のことを恐れないで、「怪談、恐怖体験」とかに恐れているのは、お門違いという事になる。
更にまた、この「落ちる」とか「流れる」とか言う事は、更には多くの恐るべき局面を持っている。
その一つを述べると、この「落ちる」とか「流れる」とか言う現象は、核爆発の根源的な起因とも言えようものでも有るからである。最もこういう私は科学者でもなんでもない、一般市民でしかない素人だが、そんな想像が出来る。
だからこっちの方が、「怪談話」や「恐怖体験」などより、よっぽど怖い。

コメント
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