枝野幸男経産相は、こんな事を言う。
関西電力大飯原発3、4号機の安全評価(ストレステスト)について18日に開かれた意見聴取会は、原発の再稼働に反対する市民団体のメンバー約20人が傍聴を求めて経済産業省別館の会場に入り、混乱。安全評価に批判的な井野博満東京大名誉教授ら2委員が「傍聴させないなら出席しない」と欠席し、予定から3時間半以上遅れて午後8時前にようやく開会した。
聴取会は、別室でテレビモニターによる傍聴を認める予定だったが、メンバーらは同室での傍聴を求めた上で、「再稼働ありきで議論すべきではない」などと抗議した。
枝野幸男経産相は18日夜、同省で2度にわたって緊急に記者会見。「科学的な専門家による議論が平穏に開催できないことは容認できない」と非難した。
これはどういう事かというと、「地区の住民は、専門家ではない」という事で、意見聴取会には傍聴させないということである。
こういうふうに地区民を卑下するが、地区の住民こそ、地区の「海、川、山野」の事を良く知っている専門家である。それを「傍聴」させないという事は、「恐怖政治」を行おうという下心があると見なければならない。
しかしこういう枝野幸男経産相とて、専門家ではあるまい。ただ野田佳彦という者に要請されて、その位置に着いただけのものでしかない。さりとて 野田佳彦という者も、じかに国民から推薦されて首相になった訳でもなく、単に民主党という枠内で総裁になったことで首相になっただけのものであり、政治の専門家でも何でもない。
そういう輩によって、自分勝手にやり繰りできると思っている。
だが、そうはいかず、そうはさせない。