青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

短歌 五十三、俳句 四、

2009年10月22日 | 短歌に政治や社会

       秋半ば 昔懐かし 献立の
  精進料理に お腹ふくれて   2009/10/21





★ 夕焼けに はらりと落ちる 落ち葉かな
               2009/10/20


掲示板 八、

2009年10月21日 | 短歌に政治や社会

>これからの日本自身の国防を考え直す時期にあると思います。
 自分の国は自分で守る普通に国に 日本もなってほしいと思います。
 というより 米国の衰退でそうせざるを得ないと思います。


勇ましいですね。
でも、実情や実態と外れており、国家のあり方としても疑問者です。
これは貴方方ばかりでなく、歴代の首相、閣僚など政治家や官僚たち、知識人も余り言っていない事ですが、今の我が国「日本」の現実の実情と実態は、こういうふうになっています。


我が国は、世界有数の長寿国です。少子高齢化社会でもあります。
この事は、働き手の若者が少ないということでもあります。
若者が少ないということは、貴方方が「国を守る」ということを願っても、その国を守って貰う若者が少ない訳です。
そこえ持ってきて、この少ない若者の内には病弱な人や障害者もいられます。又五分の三は女性。
後の五分の二の男性に、主に「国を守る」事を担ってもらわなければならないことになりますが、ところがこの半数近くは、民主主義の基本的人権「自由と平等」を盾に、女権が強くなりました。高学歴になり、教養を持ち、社会進出して発言権が強まっています。これにより青年男性はどうなったかというと、「草食系男性」といわれるようなひ弱な男が増えています。
こういう「草食系男子」のようなものが国を守ることに従事できるでしょうか。いや「国を守る」事ばかりではなく、食糧生産などにも従事してもらわなければならないものなのですが、芸能ごとや装飾ごとには向いていても、とてものこと自然と取っ組み合えは出来ないでしょう。
若い女性のほうも、コンサートや芸能人の取り巻きで「わいわい」騒ぐばかりで、料理や洗濯、掃除などの生活活動が出来ない者がいると良く眼耳にします。


貴方方がどんなに勇ましいことを言われても、現状の実情と実態はこういうものです。
「国を守る」者は、ほんのわずか。そして国を支えるものは、ずぼらな「草食系男子」や「コンサート、ファッション、芸能ごと」などにうつつを抜かす若い女性は役に立たず、年寄りが勤めなければならないようです。


もっともっと・・・・

2009年10月20日 | 短歌に政治や社会
医師らへのワクチン、既に不足=「混乱の極み」と自治体側-新型インフル(時事通信) - goo ニュース

こういうことは、決まりきっていたことだ。

そこへ持ってきて、「中国富裕層観光客受け入れ」を観光客として受け入れようとしていて、これ又「もっともっと」と新型インフルエンザなどを招きいれようとしている。
私が住んでいる地域でも新型インフルエンザが流行しだし、学校などが学年閉鎖されるなどしている。
その上に、いくら「景気拡大、経済成長」を名目にして、こういう迷惑を被るのは困る。
「もっともっと」は止め、観光や行楽もイベントも程々にして、流行が過ぎ去るのを待つしかない。

第一、一番自分が、辛い思いをする。

何のことやら

2009年10月18日 | 短歌に政治や社会
米潜水艦の通航優先し領海制限 元政府代表が証言(共同通信) - goo ニュース

領海制限したのは、米潜水艦優先のためだというが、何のことはない。
その他の、中国、ソ連、韓国、北朝鮮などのための、通行優先化のためである、と言うことにもなる。
こういうことなのに、何が何を、何のためにこういうことをしているのか、何のことやら、さっぱりかっぱり判らないことをしている。

こういうことを考えるのが、国政を預かるものがすることなのだし、それで税金で太り肥えている。

文化の自滅

2009年10月18日 | 人生設計

日本国憲法 第25条 

    1 すべて国民は、
健康文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。[1]


   1   国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の 向上及び増進に努めなければならない。

憲法ではこのように「健康で文化的な生活を営む権利を有する」とある。
だが我々人間というものは、この「文化」というものを、「文化」によって崩壊し、自滅させようとするような浅ましさと疎かさとを持っている。

我々は「健康」でいたい。そして「長生き」したい。
それが故に「文化」を、発展させてきたといえる。
「医科学」がそうである。
それに「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」な生活を営むために、科学技術を発展させ、芸術も発表させている。
こうした「文化の発展」が、今日は「発展」を通り越して、自虐的な自滅への崩壊現象を起こしている。

我々が「健康でいたい」という思いから、医学が発達した。そして長寿社会になってきている。
一方科学の発達によって「豊かに、楽しく、楽(快適)」になったのに伴い、運動不足になり、また晩婚化し、核家族化し、それは少産化を伴うとともに少子化社会となる。
これまでの人口構造が、子供が多く、高齢者が少ないビラミット型だったのが、「文化」が「発展,発達」するとともに、逆ビラミット型の少子高齢化社会となっている。これによってこれまでは十人の働き手で一人の子供や老齢者の面倒を見ればよかったのが、三人で一人を見なければならないような社会構造になった。

ところが、この働き手ともなる三人たちの中には、いい年になったのに独身の人もいるし、あるいは働き手といっても、生産としての働きてでは無く、金銭を稼ぐという働き手でしかないものもいる。
「金銭を稼ぐ」というのは、「金融、スポーツ、芸能、報道、文芸」などでの働き手ということで、第一次産業の担い手ではない。
こうした第一次産業の担い手で無い人たちが社会の第一線でがんばるような社会が、今日の文化社会となっている。
このために、民主主義の理念ともいえる「自由と平等」の精神も揺らぎ、政治から、経済から、教育から、そして家庭からも「人間として生きる覚悟と責任感」が薄れて、「文化による、文化への自滅的な崩壊」が始まっている。

「文化」とは、「そのままを受け入れて生きる」ことであるだろうに・・・・・。


安全保障の混沌化 (下)

2009年10月13日 | 短歌に政治や社会
安全保障とはまた、「自衛」でもある。
「自衛」という事は、「保身、保守」でもあり、それは「敵対行為」でもある。即ち「報復、復讐」へと発展する。

次の事柄は、安全保障との関連から離れているようなことになるかもしれないが、生活保障ということから見ると「安全保障」に関わることだといえる。

先の衆院選で政権交代し、現在補正予算の見直しや来年度予算編成作業に入っているが、「無駄使い削減」のことで混乱している。
槍玉に上がっているのが、「高速道四車線化」や「「新幹線建設」、「ダム建設」に「空港整備」などがある。
その一方で霞みがちなのが、地方の「鉄道やバス路線の赤字対策」である。
これは、他方は「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」のために予算付けなのに対して、もう一方の方は「切実な生活支援」への予算要望になっている。

同じ安全保障でも、「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」のためのものと、切実な最低限のための生活保障のためのものとに分かれている。
ここに「安全保障」に対する、我々の混沌化した感覚がある。

短歌 五十、

2009年10月12日 | 短歌に政治や社会
★ 青空に 静かに立てる 秋木立
           富におぼれず 拾う木の実は  2009/10/12

ディサービスでは、今日の午後のレクリエーションに、森林公園「グリーンセンター」へ外出です。
欲得も無く、権利行使とかも無く、童心に帰って無心に木の実拾いしました。


安全保障の混沌化 (中)

2009年10月10日 | 短歌に政治や社会
安全保障とは、前述のように「後始末、整理整頓」を意味する。
「後始末、整理整頓」とは、「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」を求めれば求めるほど、この「後始末、整理整頓」は肥大化し、混雑化し、複雑化して混乱する。混沌としてしまう。
それは「安全保障の混沌化」である。

この「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」を求めることとは何を意味するかというと、「幸せを求める」ということになる。
即ち、「幸せ」を求めるが故に、安全保障に精を出さなくてはならないという事になる。

普通に「安全保障」というと、「国外から国を守る」という「国防」を意味しているが、ではこの国防として備えられている「兵器類」が旧式化し、老巧化していくと、どう処分されるのだろう。
「次期主力戦闘機」購入などといわれている影で、こうして旧式化し老巧化した兵器類が、どう処分されているかといったことは、一度としてニュースになったことはない。
新兵器が次々にと開発されていく中で、こうした旧式兵器や老巧化した兵器は、何処へいっているのだろうか。

ミサイル発射などの実弾演習が行われても、その後始末がどうなされたのかも、はっきりと国民の前に報告されたことがない。
おそらく破棄されているのだろうが、それがどのように破棄されているのか明らかにされていない以上、我々国民への脅威になりえる。
安全保障というものが、かえって安全保障への脅威となってくる。

この事は、「幸せ」を求め、「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」を求めるほどに、安全保障は混沌化し、かえって脅威となってくる。