★ 命得て 成人の日 迎えなば
人の道をば 尋ねては行く 2017/1/1
予算成立に全力、解散考えず=慰安婦問題「韓国は誠意を」―安倍首相
「10億円の拠出を既に行った」と言って、恩に着せるべきではない。
当たり前のことを、しているだけだ。
思い上りも、はなだたしい。
それは政策でも、民社党政権時に比べて「こうなった、ああなった」とほこらげに言うが、そんなことは国の足取りを担う者の当り前の仕事でしかない。
国の首班たる者がこういう有様だから、親や年寄りや障碍者、夫や妻や子供らに対しても、「こうしてやっている、養っている」と言って威張っている。
そういうことを当り前のことしていると受け取り、慎ましく相対していくことに、和やかさが訪れていく。
予算成立に全力、解散考えず=慰安婦問題「韓国は誠意を」―安倍首相
韓国に誠意を求めるといいながら、慰安婦像撤去しないことに対抗措置を取って駐韓大使を帰国させるという。これは脅しだ。
そしてそれは事と次第によっては、真珠湾奇襲攻撃のような措置も厭わないと脅迫しているのと同じだ。
第一慰安婦問題は合意していて解決しているというが、政府間の合意でしかなく、慰安婦本人や遺族への真摯な謝罪もなく、本心から懺悔したものになっていない。
ここには、上からの目線でやっているに過ぎない。
節度を持ち慎み深い思いやりで接しないと、反対に火傷をする。
お前さんこそ goo.gl/AiOQbv
— えちぜん (@itibanmasasan25) 2017年1月7日 - 08:07
能動性なき和解と寛容 goo.gl/KEfAO5
— えちぜん (@itibanmasasan25) 2017年1月7日 - 21:06
駐韓大使ら一時帰国へ=少女像設置へ対抗措置―政府
次の画像は、この日の新聞記事である。
この記事にあるように、真の和解と寛容には、真心のこもった慎み深い加害者としての謝罪とがなければならない。
ところが安倍首相は、相手からの和解と寛容を受け入れるだけで、こちらから進んで行おうとする和解と寛容の姿勢が見られない。
そこには能動性を持った和解と寛容の気持ちが込められておらず、単なる言葉だけの口先で凌いでいる。
たとえオバマ大統領が広島訪問した際に、原爆投下したことを謝罪しなかったとしても、こうした原爆投下の悲劇を招いたのは、我が国が真珠湾攻撃したり大陸やアジア、オセアニア地域に軍をすすめたその結末になっている。
それを謝罪しない。
安倍政権は高い世論調査支持率を誇っているが、それはたった2千人程の調査結果でしかない。ところが総選挙となると、投票率は50パーセントくらいしかなく、投票に行かなかった人たちから見放されている。
こうした人たちに対する能動的な働きかけがない。
それというのも、こうした能動的な働き方というものは宗教に属しており、宗教心を持たない者にはできないことだ。
「韓国は面倒な国」=二階自民幹事長
お前さんこそ、面倒な奴だ。
それは自民党や総裁の安倍晋三も、これほど面倒な人間はいない。
遅速に政府間合意を急ぎ、国民との合意を置き去りにしているから、すぐに壁に突き当たる。
そうなったからと言って、面倒な国とか相手と言って非難するのは、不可逆的行為になる。
少女像設置は「非建設的」=安倍首相―米副大統領、着実な履行期待
戦後は未だに終わらず、今なお引きずっている。
ことに安倍政権になってから、「戦後レジレジューム」と口先で言うだけで、戦争の口火を切ったこちらという立場に立たず、むしろ相手の心情を踏みにじるような態度になっているから、事は拗れ通しになっている。
そこには「自分を先にし、相手を後にする」という傲慢さが滲み出ているがゆえに、相手もいつまでたっても収まらない。
オバマ米大統領が広島訪問した際に、単なる慰霊で済ませ謝罪しなかったというので、安倍首相の真珠湾慰霊でも、真似して謝罪しなかった。
人がどうあろうと、自分は自分なりの人の道を歩もうとすべきもの。
それが人まねで済ましているものだから、こんな首相ではいつまでたっても戦後は終わらない。