二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

黒野保三会長の傘寿を祝う会

2009年01月12日 | その他の活動
1月4日(日)、名古屋のルブラ王山にて東洋医学研究所所長、二葉清友会会長の黒野保三先生の傘寿を祝う会が開催されました。二葉清友会という、鍼灸に限らず様々な世の中の事象や、日常生活において、人生とは、人間性とは、など様々な「道」を学ぶ会で、いつの時代も心が大切であり豊かな人間性が人生には不可欠ということで黒野先生を中心に始められ、もう40年以上継続しています。

その会の主催(弟子が中心となり)で「黒野保三先生の傘寿を祝う会」が行われました。100名を超える参加がありました。運営や準備に携わった先輩、後輩弟子の方々御苦労さまでした皆さん、持ち場の仕事をしっかりこなし、皆さんが楽しく過ごして頂けるようにこの会を運営していました。持ち場に責任をもち、それぞれが連携しあっている仕事ぶりは素晴らしいものがありました。日頃の先生の教えをしっかり実践されているなと思いました。


祝う会の風景

今年は弟子の家族や、先生が様々な形で昔から縁のある来賓の方々をお迎えしての会となりました。毎年、行われる新年会では先生の奥様はお見えにならないのですが、祝いの席でもありご出席されていました(久しふりにお会いしましたが、まったく変りなくお元気でした)。

来賓としまして、東京パーラーシステム(株)代表取締役 遠山 日出男先生、明治国際医療大学 北出勝利 先生、中和医療専門学校理事長 葛谷 正 先生、(財)日本棋院副本部長 酒井義充 先生、名古屋経済大学管理栄養学教授 坂井田 宏 先生、日急開発(株)代表取締役社長 河地泰男 様、全久寺住職 佐治真雄 様(代理 真道 様)、鍼灸界だけでなく、人生において幅広いお付き合いをされてきた一部が来賓の方々をみると分かります。何か感じるものがありました。

黒野先生のご挨拶などのお話で印象に残ったのは、「傘寿を迎えるまで、様々な賞や業績が残っていますが、そのようなものは結果であり関係ないのです。鍼灸医療の本当のこと、真実が知りたいという大きな目標を持ち、一日一日、研究、臨床をつみ重ねてきた結果です」「そのような理想のもとやってきましたから、好む好まざるとに関わらず、様々な疑問や問題、課題が出てきて、それを一つ一つやってきました」「鍼灸という仕事に限らず本当のことを、本当に言葉にし行動するという信念でやってきました。地位や権力や富で人をみるのではなく、本当の人間性、心でみるように貫いてきました」「その結果、素晴らしい方々に出会い、多くの弟子に恵まれました」と言っておられました。

傘寿を迎えるまで、あるいは今もなお信念、理想、情熱を持ち走り続けておられます。本当のことを本当に言葉にし、行動してきたため、理解できない人たちも多くいますが、本当の部分を見ている人たちは先生の行動を見ていれば、言葉の意味が分かってくるのです。それが、高木健太郎先生をはじめおおくの研究に関わる大学教授や医師、研究者との出会い、名古屋に限らず経済界のトップの人たちとの出会い、心を追求する和尚さん(禅)との出会い、徹底的に追及する趣味を通じての出会い、そして、鍼灸医療の真実の追求、未来の鍼灸医療発展に傾ける心意気に感じ集まってくる弟子との出会いに繋がっていかれたのだろうと思います。だから何かをする時には、素晴らしい人や物との出会いがあったのだろうと思います。

黒野先生の弟子としての巡り会いに感謝、感謝の日々です


パワーポイントを使い、黒野先生の研究・業績・学会活動・社会活動を紹介

黒野先生は楽しいことも大好きで、様々な会の中には必ずかくし芸や正月にはお年玉抽選などがあります。



10演目ほど、かくし芸がありましたが、この人が一番うけてましたよ ”オーラの水たまり”からミファ・アキヒロさんがご来場され、愛燦燦を熱唱されていました

何か色をつけた「貞子」みたいですね~ 来るきっと来る~ってね。

ちなみにミファ・アキヒロさんは、弟子の一人です

大いなる目標である黒野先生が、根本の柱は初心を忘れず貫き、そして、変化するところは柔軟に吸収しレベルアップして進化・成長・発展されています。正月から素晴らしいエネルギーを頂き、今年もやるぞ、創造するぞ、理想を高く持つぞ、まず行動するぞと、いいスタートをさせて頂きました。ありがとうございます。

二葉鍼灸療院 田中良和
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