二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

どんな意味を与えるかで、道は開ける

2009年03月14日 | 言葉のちから 心のちから
ストレスという言葉がありますが、人間に限らず生物は常にストレスがあり、それに適応してきたからこそ生きていけるのであり、進化してきました。ストレス環境がなければ、生物は成長、進化することも難しいのだと思います。

心も同様。

様々な出来事が起こり、感じる中で、人間として成長いくのだと思います。

≪「やるしかない!」という気持ちは時間の中で劣化し、ややもすると「やらねばならぬ」に変化してしまう。

「やらねばならぬ」は「やらないことはいけません」という意味で、二重否定だ。それには屈折したエネルギーを感じる。「そうなりたい!」というストレートで屈託のないエネルギーに変えたとき、心はワクワクとしはじめる。

この二つは凄く似てるけど、全く違うエネルギーだ。
否定の否定、二重否定のエネルギーは道を狭め、閉じさせてしまうこともある。ストレートで屈託のないエネルギーこそ、道を開けるそれである。

動機がなんであれ、頑張っていく過程においてエネルギーをワクワクモードに変えていくことが大切だ。また、頑張っていく過程において「やらねばならぬ」になっていないか何度もチェックする必要がある。

「やらねばならぬ」に変質してしまっていたら「達成したら何が喜び?」と問いかけ、自分の心を蘇生させ、屈託のない素直さで、いきいきとしたエネルギーで目指すことが、道を開いていくコツである。

目の前のチャレンジ、その結果にはこだわるべきだが、こだわり過ぎると恐怖感に変わってしまう。

何でも、さじ加減が大切なのだ。その恐怖感を緩和し、最大限自分のピークパフォーマンスを引き出す方法としてリラックスが求められる。しかし、リラックスを心がけてリラックスした状態が作れるなら苦労はしない。どうすればリラックスしたいい状態で自分の実力が発揮できるのだろう。

それは、そのチャレンジに一体、どんな意味を与えているかが決め手だ。≫

『山拓巳の道は開ける」 山拓巳 著


何を夢に持ち、どんな目標を定め、そのために何をしていくのか。
自分は何になりたいのか。どんな人生をあゆみたいのか。

「こうなりたい!」だから、「私はこれをやるんだ」このように素直に情熱を傾けることができれば、負(マイナス)のストレスは感じません。

そして心をリラックスさせ、気持よく事に臨むために大切なのは、”自分の行為に意味を見出す””自分の行為に意味を与える”ことであるということなのでしょう。失敗や成功、悲しいことや嬉しいこと、すべて人に起こること、または、自分が目標として挑戦する行為には無駄はありません。

何のために、誰のために、どのよう喜びのためになど、仕事や人生に起こる出来事に意味を与えることで、心がワクワクして、生きがいのある人生を送れるのだろうと感じます。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (2)
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