二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

弱い立場、苦しい立場の人に思いを寄せる

2009年03月30日 | 経営って何?!
≪今から30年ほど前のことです。神戸にあった取引先が倒産して、私の会社も2千万円ほどの債権が焦げ付いた状態になってしまいました。

その後、あの阪神淡路大震災が起こりました。

倒産した会社の経営者はまだ神戸に住んでいるのではないか―そう思った私は、わが社の3人の社員に「どこかで避難しているはずだから、探して見舞金を届けてきなさい」と命じました。

3人が探しに行ったところ、その経営者の家族は避難所になっている学校内にいるという情報を得ました。そして、探し当てて見舞金を渡したところ、その経営者は泣いたということです。

その後、その経営者の娘さんが、わが社の神戸支社で働くことになりました。つらく、苦しい立場にある下請けの会社にも思いを寄せる。それが新たな縁を作り出していく。私は、こういう経済社会を作り出したいと考えているのです。≫

『鍵山道場 人間力を磨く法則』 鍵山秀三郎 著


鍵山さんのようなことは、力のある人だからできることです。しかし、経済的、権力的、知識的に力を持っている人が、このような行動ができているでしょうか

自分一人では、仕事は成り立ちません。患者様、お客様あっての仕事であり、その方々に喜んでもらう、幸せになってもらうのが仕事です。これと同様、自分の仕事関係を見ても、原料を掘り出す人、それを運搬する人、またそれを製品にする人、それを流通させる人、そして利用者に販売する人、その流れの中で、自分の仕事も成り立っているのだと自覚することが大切なのでしょう。そうすれば、後ろ、前、右、左、いろんな方向に意識が向き、そして、深い思いやりで、様々な人に応対できるのだと思います。

そんな意識の中で、自分の力がついてくればくるほど、自分の仕事と関係の深いところ、そして、つらい、厳しい立場の人たちに思いやりを持って接することが、それからさらに先にある深い縁、見えない新たな縁へと繋がるきっかけになるのだと感じました。

常に謙虚に、そういう意味で鍵山さんが長年続けている、掃除の精神は、自分の心を見つめ磨く重要な行いだと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
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星稜高校野球部 練習試合 第2戦

2009年03月30日 | 高校野球
3月22日(日)、朝から星稜高校野球部、第2戦を観にいきました。この日は朝から、お天道様はご機嫌が少し悪いご様子、突風が吹き、背中を向かないと耐えれないほどの風が吹くこともありなかなか厳しい天気でした。

しかし、両チームの心がけがよいのか、試合は2試合しっかりでき、試合が終わるのを待っていたようにドシャブリの雨となりました。

練習試合 3月22日(日) 星稜高校野球場
 星稜輪島(石川)




この日の相手、輪島高校は毎年いいチームをつくってきます。そして、私学を苦しめる存在となる高校です。今年の輪島高校は非常に個々の力があります。とくに投手力がなかなかの人材がいます。

バッティングも荒削りながら、よく下半身を鍛えているのか、どっしりとした足腰をしています。守備にミスが多いですが、守備を鍛え、バッティングの精度をましていけば、投手がしっかりしているので油断のならないチームになると思いました。

油断大敵、同じ高校生が試合をするのですから、ちょっとした心の動きで、そうとうな力の差がない限りは、試合もひっくり返ることが多々あることは皆さんご存じのことでしょう。

星稜野球部には、一戦一戦、自分の目標をクリアーしていってほしいですね。そして、春の北信越大会まで力を充電していってください。

二葉鍼灸療院 田中良和
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