二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

キレイな環境が人を集める ~掃除だョ~

2010年02月23日 | 経営って何?!
先日、日曜に久しぶりにゆっくりできる時間ができました。昼食をとるために金沢市の若宮大橋周辺にあるカフェ・レストランに入りました。

少し時間もあったので、その後、コーヒーを飲みながら読書でもしようと思い、それに適した、ゆっくりできる雰囲気の店はないかと車を走らせていたわけです。
一軒目、駐車場満車、その周辺を捜すとすぐ近くに発見。なかなか外観もいいんじゃないの~と思いました

ハヤシライスを注文。なかなか美味しいハヤシライスでした。

その後、コーヒーを頂き、読書開始。雰囲気も落ち着けるし、いいカフェを発見その自分としての、いい場所発見に少し感動しました。

そして、私の膀胱からサインが出まして、用をたしにトイレへ

そこで、また少し感動。

ちゃんと掃除が行き届いたトイレでした。 埃も見えなかったし、便器がキレイに磨いてあったのです。ピカピカでした。これはしっかり磨いてある便器だな、と、便所掃除を毎日している私にとっては、なぜか感動とともに嬉しくなったのでした。

やっぱり、キレイなトイレは気持ちがいいし、掃除をやっている人、そこに意識のある人は、そういう所に目が行くんですよね。と、自分で感じながら「自分のところの便所をさらにピカピカにしよう」な~んて思っているのでした。

こう感じると、また行ってみたいな、ということになりますよね。
コーヒーを飲みながら、読書し、落ち着けるカフェも探していたわけですから

「整理・整頓・掃除」、これを3Sというそうです。この3Sを徹底して行っている企業は、業種を問わず、いい仕事ができ、業績も伸びているという話も聞きます。
利益を求めるとかではないのですが、3Sを行うことにより、仕事の能率が上がり、効率が上がり、仕事がしやすくなり、仕事が気持ちよくできる環境ができます。その結果、いい仕事、迅速で正確な仕事ができ、そういう企業にはどんどん仕事が舞い込んでくるのでしょう。

≪掃除を続ける中で、その思いが通じていくというのは、地域でも同じことです。私たちは会社が立地する地域の掃除も行います。

今から七年前、本社が現在の目黒区に移転してからも、近隣の中目黒駅から246号線までの道沿いを掃除しています。
~中略~
三年ほど前、清掃中に110番されたことがありました。すぐに警官がかけつけてきたのですが、私たちの姿を見てその警官は通報した人にこう言ったのです。
「あなた、何を言ってるんですか。この人たちは毎日、このあたりを掃除しているんです。あなたもそのことを知っているはずでしょう。何が悪いのですか」
そして警官は私たちに対して、「どうぞ、構わないですから続けてください」
と言ってくれました。この警官もわたくしたちのことを、きちんと見ていてくれたのです。

こうして七年間掃除を続けていく中で、この街もずいぶんキレイになりました。今では、本社の裏手あたりに、代官山のような洒落たブティックやレストランがポツポツと出店するようになり、街の趣まで変わってきました。

かつてはそんな洒落たお店はほとんどなかったのですが、昔からの古い店舗を改装するなどして、見違えるほどキレイな店舗が軒を連ねるようになったのです。

決して、私たちの掃除だけの効果ではないでしょうが、掃除が家風や社風を変えるのと同様に、街の雰囲気も変えていく力があるのかもしれないということを実感しています。≫

『「鍵山道場」人間力を磨く法則』  鍵山秀三郎 著


キレイな環境は、自分の心をキレイにし、その波及効果は周囲の人たちに及び、周辺の環境も変わってくるのだと思います。まず、自分が、自分の周囲をキレイにすることを実践することから始まります。まず行動ですよね

川がキレイになれば、そこに生物が集まって、自然の循環が始まるように、キレイな場所やキレイな心を持った人の周囲には、純粋に人が、物が集まってくるのではないかと思うのです。

自分が今やっている仕事や小さな努力に無駄などはなく、地道にコツコツと努力していれば、誰かが必ず見ていてくれるのです。直接ではなくても、その人の心や行動から、感じる人には心の眼で通じ合うのだと思うのです。
世の中には、けっして無駄な仕事、物、出来事はないのではなかと思いますね

そんなことを考えさせられた、日曜のカフェタイムでした。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
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