二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

石川県針灸師会 新年会 おまけ

2011年02月25日 | 鍼灸
新年会の後の部屋写真 



その後、自然解散。

それぞれの道へ

湯けむりの中に沈むもの
部屋の中でヤンヤヤンヤの大騒ぎをするもの
夜の山代の街に消えていくもの

みな、それぞれの道を歩む。

 ひで~す

二葉鍼灸療院 田中良和

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石川県針灸師会 新年会 ②

2011年02月25日 | 鍼灸
平成22年度の石川県針灸師会の新年会が、山代温泉 山下屋で開催


 宴会前、重鎮の先生方を待つ青年部 上野先生 私と同級生


 こちらも、重鎮の先生方を待つ青年部 次期 部長候補 大内先生 
 こちらも、私と同級生


 さらに、さらに、重鎮の先生方を待つ 青年部長 上野先生(左)
 若手のホープ、素晴らしい民謡を歌う(今回、山中節) 松田先生(右)

 
 乾~杯~
 中国では「カンペイ」 韓国では「コンペ」 タイでは「チャイ・ヨー」 モンゴルでは「トルヤガー」
 シンガポールでは「ヤン・セン」 トルコでは「シュレフェ」 インドでは「アラック」
 ケニアでは「ニニュオ」  ブラジルでは「サウジ」  ロシアでは「ナー・ズダローヴィエ」
 スウェーデンでは「スコール」  スコットランドでは「スランジーヴァ」 英語圏では「チアーズ」
 アイルランドでは「スロンチェ」  ドイツでは「プロージット」  イタリアでは「チン・チン」
 スペインでは「サルー」  ギリシャでは「ステイン・イェアー・マス」
 なんでか調べてしまった… 世界の乾杯でした


 本日のお料理。ちょっと手をつけてしまいましたが激写
 カニを食べると、やっぱり無口になりますの~


 若手のホープ、中村先生 お酌して回ってま~す


 重鎮の道下先生と語る徳永先生
 今年めでたくご結婚が決まりました
 でも3月いっぱいで金沢の治療院を閉院し、旦那さまがいる静岡へ行かれるそうな。
 仲間が減るのはちょっと残念だけど…めでたいこと いつまでもお幸せに

石川県針灸師会では、確か来年度は役員改選だったと思います。いろいろ忙しい時期です。これは石川県鍼灸マッサージ師会でも同様です。私は今年の年頭には、変化の兆しがたくさん現れる年だと書きましたが、本当に世界も、経済も、私たちの業界もそのようになりそうです。

これが天の流れであるとするなら、避けることのできない流れということになります。それなら覚悟を決めて、状況を判断し、常に高く広い位置から物事を判断していくことも必要になってくるんでしょうね。

なんか難しいことを書きましたが、いろんな所を見渡して、自分のことだけ考えるのではなく、周囲の人のことを考えてということだと感じます。鍼灸業界しかりです。変化に対応していかんとだめです。

私も若いですが、と言っても40を過ぎ年齢的には初老なのですけども…なにか
若い先生方が、そのような認識をもって、この鍼灸というお仕事をして頂きたく、伝えていきたいな~と思いますね。この業界も必ず大きく変化します。波に乗り遅れないようにしないとね。

自分の足元を固めることも大事なこと。
そして、利益を考えず他人のために尽力することも大切。

どちらが先決かは、その人しだい。

まあ、楽しく人生を歩むことが最重要なんですがね

二葉鍼灸療院 田中良和
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石川県針灸師会 新年会 ①

2011年02月25日 | 鍼灸
2月19日(土)・20日(日)と泊まりがけで、山代温泉 山下屋(大江戸温泉物語)において、石川県針灸師会の、少し遅めの新年会が開催されましたので参加しました。

学術講習会の後でしたので、少し気楽に宴会をすることができました。

久しぶりの温泉です。山下屋さんは初めてでした。

館内は昔、バブル全盛期にはすごいお客さんだったのだろうと思いますが、増築、増築でなかなか広くなっており、迷子になりやすくなっていましたね。私の部屋まで行くにはエレベーターを乗りかえなくてはならなかったですから


 玄関です


 温泉卓球 いいね~ ということで激写

子どものアミューズメントも揃っていて家族連れには、遊ぶところがあっていいかもね。それに朝食もバイキングで欲しいものがとれるし。
でも私としては温泉旅館の朝食っていうはうめ~という印象が強く、それを求める人には物足りないと思います。


 これ12階にある展望露天風呂

 
 展望露天風呂に入る、U①先生とU②先生のセミヌード
 見たくない スンマセ~ン


 お寒~ございましたが、月がキレイでやんした
 久しぶりにゆっくりと、月の中で餅つきするウサギを見たな~
 大自然の営みからみると人間の悩みなんか小せぇな~なんて思いますね


 こちら山下屋さんのお隣にある総湯
 残念ながら入ることはできませんでしたが、今度入りにいこうかな

パート②では、宴会編をお送りいたしま~す

二葉鍼灸療院 田中良和
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スポーツ栄養学 学術講習会 ②

2011年02月25日 | スポーツ障害
2月19日(土)に開催された、石川県針灸師会の学術講習会への参加報告、続きです。

講習会の中で印象に残ったことを書いておきたいと思います。講師の中崎さんの話に私の意見もブレンドだれていますので~ヨロシク

●スポーツ栄養に関しては、国際オリンピック委員会(IOC)、日本オリンピック委員会(JOC)なども合意声明を出してスポーツ選手の栄養に関する基準を決めている。

●コンディションを調整するとは=より良い食生活を行うこと。

●また、よいコンディションをづくりは、栄養-運動-休養がバランスよく正三角形になることが理想である。

●食事で摂取する栄養素には、糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどがあり、それぞれに、体のエネルギーをつくる原料となったり、筋肉や骨など体を形作る原料となったり、その働きを助けたり、あるいは、働くべき道を示したりと、さまざまな働きがある。

●意外に栄養として見落としがちなのは「水」である。栄養素としてではなく、様々な反応の場は水無くしてはできない。水無くして体の中には入らない。人の体は60%が水である。いい水をとることは大切。これが生野菜の中には野菜自体が持つ水と、体の中に入って触媒として働く酵素が多く含まれている(48℃以上の熱を加えると、生野菜の中に含まれる酵素は死滅するらしい)。

●自分の食事のバランスをしっかり知ること。そして正しい知識を得て実践することが大事。

●五大栄養素にしても、一つだけ栄養素をとっていればいい!というようなことはない。全体の一部として働くだけである。機能性健康食品や巷にあふれる「これを食べると…」ということにも当てはまる。

●調理方法は、一つに偏らず、いろんな方法で調理したものを食べる。

●まずはエネルギーとなる主食をしっかり食べることが大切。

●メニューでは、主食(ごはん、パン、麺類など):主菜(肉、魚、卵、大豆製品など):副菜(野菜、きのこ、いも、海草など)のバランスは、3:1:2がいい。

●体格づくりには、タンパク質摂取が重要となる。だからプロテイン(粉末)を摂取すれば体が大きくなるか…というと、それは「ノー」である。体を動かした分、タンパク質が必要となり、次の運動に備えるため、筋を修復し、筋を増量するのであって、プロテインを飲んだからといって、筋肉がついて体が大きくなるわけではない。実際の科学的データもある。



●IOCの調査でも、日本でも行ってもそうだと思うが、現在において、タンパク質が不足している選手というのはほぼいない。いかにバランスよく栄養を摂取するかということである。野菜や果物、炭水化物をしっかり摂取する。

●栄養摂取の効果的なタイミングは、練習後30分以内と言われている。ゴールデンタイムとも言われている。練習後、トレーニングによって傷ついた筋肉を早期に修復し、足りなくなったエネルギーを早く補給して、筋肉の貯金を早目に増やしてあげると、効率よく疲労なく筋肉が大きくなり、疲れにくくスタミナのある筋肉になる。炭水化物とタンパク質を同時に摂取することが望ましいとも言われている。

●しか~し、それにこだわることもなく、翌日、練習がオフであったり、軽く体を動かす程度であれば、その筋肉修復、再生に必要なエネルギーを一日かけて補ってあげればよく、30分にこだわることもないということも分かっている。

●ビタミン、ミネラルも重要な栄養素。エネルギーをつくる、体を大きくする時には、これらが欠乏していては、まったく三大栄養素が働かない。

●また、激しいトレーニング、きついトレーニングというのは体の負担やダメージが大きい。それは全身に及ぶ。活性酸素が多量に出るということ。その処理にもビタミン類が必ず必要となる。

●骨の新陳代謝、筋肉の収縮・弛緩などにミネラルは欠かせない。神経の伝達や細胞内外の呼吸にも必要不可欠。その需要も高まるわけだからミネラル摂取も不可欠。野菜や果物をたくさんとる。

●シュートケーキ一個は、おにぎり3個分のカロリー
 (先日テレビで、フランスで日本のショートケーキが人気だと聞いた
  スポーツとは関係ないけど…

●スポーツ選手(トップアスリート)は栄養に関する意識が高い。水泳の北島選手、男子体操の米田選手、水球の長沼選手など、その他、多くの選手の栄養に関する言葉をパワーポイントで示された。自分の体の声を聞き、身体感覚が優れているというのはトップアスリートに共通しているが、「食」にも同じことが言えるのだと感じた。

●県内の高校選手でも、正しい知識と、常に意識して、食事に取り組んでいる子どもたちもいる。正しく指導されることも必要だし、それを素直に、自分で工夫して行うことも大事。良い成績をおさめる選手は食事もそれなりの食事をしている。

●スポーツ選手(学生)のお弁当は、まず主食であるご飯と、主菜と副菜は分けることがベター。それだけエネルギーの元となる炭水化物(糖質)をとれということ。そして、分けた弁当箱の主菜が3分の2、副菜が3分の1がベター。

●もし摂取量を増やしたいなら、弁当箱自体を大きくする。出来る限りバランスは変えないようにする。

●一日タンパク質の摂取量が体重あたり~kg、これが~kg、というスライドもあったが、これはこれで研究という観点からは把握しておくことが大切ではあるが、指導する時にはあまり役立たないと思う。「こんなメニュー」という具体的な写真などがあると分かりやすい。今回も何枚か見せて頂いた。

今回は、講習会の時間が1時間30分と短かったため、栄養学の基礎的なものを教えて頂きました。私も最近は栄養に関して勉強を始めているので、いい刺激となりました。

調度、講習会の何日か前に、Numberという雑誌にトップアスリートの栄養に関しての特集が組んでありました。何はともあれ、どんな選手も食に何かのこだわりがあるな、と思いました。

他の本などを読んでの見解としましては、トップアスリートは基本的に「食べたいものを食べる」のだと思いました。ということは、おそらく内部感覚というか、身体感覚で、自分の食べるべきものが分かっているのかな~とも思います。自分に必要な栄養を知っているとでもいいましょうか。

自分が調子が悪い時、年齢との勝負をしている選手などは、さらに栄養や食を重要視しています。自分でやらなくても、奥様が栄養について勉強され、料理をつくっている方もプロの世界ではたくさんおいでになります。

今回の講習会で、講師の中崎さんと激論をしたかったのは牛乳の摂取というもの。私の質問で最後の方に、ちょっとリップサービス的に「激しい運動を行うスポーツ選手には必要なのかも…」と話しましたが、診療においては、牛乳を全く食品としてはすすめていません。逆に「飲まなくてもいいよ」と言っています。学校給食からなくなってもいいとも思っています。

その理由を書くと、さらにさらに長くなってしまうので、やめま~す

スポーツ栄養学も含めた、本当の健康な食とは、ここのところを私自身、もう少し勉強していきたいと思っています。

いや~長くなった 

二葉鍼灸療院 田中良和
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スポーツ栄養学 学術講習会 ①

2011年02月25日 | スポーツ障害
2月19日(土)、診療を午後2時まで行い、石川県針灸師会が主催の学術講習会に参加しました。

会場は車で約40分くらいでしたが、天気がよく白山がキレイに見えて、 道中、気持ちが良かったです。




 北陸体力科学研究所 ダイナミック 入口

☆ 石川県針灸師会 平成22年度 学術講習会 ☆

  日 時:平成23年2月19日(土)  午後2時~4時
  会 場:北陸体力科学研究所(スポーツコミュニティー ダイナミック)
          3階 会議室  小松市八幡イ13番地
  演 題:「スポーツ栄養学について ~食で差がつく! 食で勝つ!~」
  講 師:中崎衣美さん (〈財〉北陸体力科学研究所 管理栄養士・公認スポーツ栄養士)


この北陸体力科学研究所のスポーツ施設ダイナミックは、私が星稜高校野球部の時に何度か体力測定やトレーニングでお世話になったところでした。懐かしいな~なんて思ってました。
エアロビを素敵なインストラクターお姉さんに教えて頂いたこと印象的に覚えてま~す。しっかし、坊主頭が揃ってエアロビしてるんですから圧巻ですよね

お隣には、「やわたメディカルセンター」があり、2001年にオープンしたそうですが、中に入ったところ、病院じゃないような…病院内は本当にキレイで、明るかったし、掃除が行き届いていました。ここも少し勉強になったな~(私の壮大な目標のために)。


さて、講演の内容について。

「食」というのは言わずとも知れていますが、スポーツ選手に限らず、どんな人にも欠かすことのできない一日の行動です。体をつくる、あるいは動かすためには栄養をとらないといけないのですからね。自分の体の中で栄養素が作ることができればいいのですが…

今回の講演は、スポーツ栄養学を中心とした栄養学の基礎的なお話と、食事の具体的なメニュー、そしてトップアスリートはスポーツと栄養をどう考えているのか、などを中心に話して頂きました。中崎さんがおそらく学生を中心に指導されているからだと思いますが、具体的内容は、学生のスポーツ選手の話が中心となっていました。


 講師の中崎さん 学生の頃はバドミントンをやっていたとか

中崎衣美さんは、
管理栄養士であり、北陸体力科学研究所に所属されています。また「公認スポーツ栄養士」でもあります。
この「公認スポーツ栄養士」というのは、(社)日本栄養士会と(財)日本体育協会が共同で認定を行うものです。より高いパフォーマンス、傷害のない身体づくりのために、スポーツ選手を”栄養”という面からサポートするスペシャリストであることを認めたものですね。どこの認定もそうですが、認定取得者は、常に学習し研修する必要があります。責任であり、使命ですかね。それが認定というもの。だから価値があるのです。私も認定鍼灸師ですが、そんな向上心あふれる人の講習会を聴けることは嬉しいことです

栄養「食」もトレーニングの一つ。このことはスポーツ栄養学というものがクローズアップされてきた頃から言われてきたことです。それはそうです。普通に日常生活を送る人の何倍も体を使うわけですから、それなりの栄養補給が必要です。需要と供給ですね。

ここで注意しておきたいのは、これはあくまでもスポーツ選手の食事であるということです。中には健康を維持していくための参考になることはあると思います。しかし、限界までトレーニングしたり、キツイ練習を連日行うスポーツ選手の「食」と普通の人の「食」は違って当然なのです。
そして、スポーツと言っても、レクリエーションや楽しむために行うものから、今回の話の中心である技術を競い合うアスリートとして行うものまで幅広くあります。
繰り返しますが、アスリートの食事=普通の人が健康になる食事とは短絡的に考えないでくださいね。当たり前かもしれませんが、その環境や状況によって、その人に必要な栄養のバランスや量は違うのですから。

スポーツ選手、ことに私も小学生から高校生(時々、大学生)のスポーツ選手の治療をさせて頂いています。「食」についての話を診療の中で行うと、栄養に関する認識は低いと言わざるを得ません。何でも食べることのできる、必要であればすぐに手に入る日本(先進国)だからこそ、その栄養について考え、意識し、そして感謝することが重要なんですね。これは成長期のスポーツ選手に限ったことではないでしょう。

そこの基本があってのスポーツ栄養学だと思います。

そして、スポーツを行う本人、食事の準備をして頂くお母さん始め家族の方、また寮などで食事を準備して頂ける方、チームスタッフ、指導者の方が、同じ認識を持って頂ければ、選手たちにも「食」に対する自覚が生まれてくるんだろうと思います。

「食」と言っても、それぞれの家庭環境でできることと、できないこと、があります。何でも無理して、「これじゃないといけない」と言うんじゃなしに、環境が許す範囲で、スポーツ栄養の知識と意識を持って「食」を考え、食すことが大切だと感じます。

なんか、講演内容に入っていないのに、自分のスポーツ栄養に関する考えを述べてしまいました。ちょっと長くなりましたので、パート②では、内容を少しお話したいと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
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