平成24年7月21日(土)、星稜の夏の甲子園への道である3回戦が行われました。
決勝戦まで観に行けないんです~ 診療中も何かと気になるこの時期なのです
第94回 全国高校野球選手権石川大会 ~3回戦~ 石川県立野球場
星 稜 金沢桜丘
桜 丘 010 000 002 3
星 稜 200 010 10X 4
不安定な天気の中、開催されました。九州方面の人たちに比べれば本当に雨が少なく、高校野球も順調に進んでいます。朝方の雨で「試合、大丈夫かな」と思いましたが、金沢で行う試合に関してはすべて開催されました。
攻撃では、10安打を放ちました。相手の2年生エース北浜君は好投手の一人です。キレのあるスライダーを武器に、ストレートにも力があります。来年は好投手が多い県大会になりそうです。星稜打線もなかなか打ちきれず、得点ができない中、4番の主将 山本君が4打数4安打2打点と本日のヒーローでした。
大会前、練習や練習試合をみた中では、体に力が入り、いらない所でフォームが硬くなってしまい力を発揮できないでいました。この日のテレビ映像をみると、力が抜けて、芯のブレがなく、きれいなフォームで打っていました。4番に当たりが出てきたことは、今後の試合展開に関しても明るい材料です。
攻撃は日ごとにヒーローが変わり、いい感じだと思います。星稜打線に本領発揮はまだまだこれからですけど
投手に関しては、エース森山君は3回途中で降板。やはり四死球が多いです。その後、2年生の室木君が9回まで投げ切りました。9回は、1・2塁からタイムリーツーベースヒットを打たれ、なおもツーアウト2塁でショートゴロ、相手走者の守備妨害でゲームセットという幕切れでした。後味が悪くても、こういう勝ちも勝ちのうちです。
室木君は、森山君の後を継いでよく投げましたが、最後の部分は頂けません。時期登板にむけ、また、来年の新チームのことも見据えつつ、この大会で成長していって欲しいと思います。
これでベスト8進出です。
準々決勝もやっぱり観に行くことができません。星稜は春の石川県大会で優勝しているので第1シードということで、すべて第1試合です。午前中のゲームなので「昼休みにちょっと…」というふうに観戦することができないのでーす
さて、準々決勝の相手は小松明峰高校です。
どのようなチームかは、私は分かりませんが、ここまで勝ち進んでくるということは、それなりの力もあります。星稜はここまで、すべてを出し切って勝ってはいません。何か少し消化不良的部分が攻撃においても守備面においてもあります。これから疲れが溜まり、精神的にも厳しい戦いになってくると思いますが、この試合こそ、もう一度、兜の緒を引き締めて、本来の力を出して、甲子園へのステップとなるような試合にしてもらいたいと思いますね
一戦一戦、選手が集中してプレーに専念できるように、私も最大限の努力で臨みたいと思います