平成24年7月27日(金)、全国高校野球選手権 石川大会の準決勝が行われました。
この日も、私はラジオにて観戦ならぬ聴戦
第94回全国高校野球選手権 石川大会 ~準決勝~ 石川県立野球場 天気
星 稜 鹿西(ろくせい)
星 稜 020 001 9 12
鹿 西 001 020 0 3 (7回コールドゲーム)
序盤、相手投手の安田君の好投でなかなかヒットが打てずに得点を挙げるのに苦しみました。ラジオを聴いている私の手にも力が入ります。心に力が入るだけで、治療をしている私の手はちゃんと狂うことなく鍼をさしていましたよ。
相手投手 安田君は気迫がありましたね。その気迫が体から溢れていましたが、疲れは隠すことができなかったようで、要所で少し甘く入る球が多かったように思えます。その隙を見逃さないのが今年の星稜打線の特徴です。2回、厳しい球ではありましたが、内角やや高めの球を7番 セカンドの山本君がレフトスタンドへ先制のツーランホームラを放ちました。値千金の一発ですね。ここにきて下位打線が順調になってきたことは、次の試合への好材料です。
その後、打ちあぐんでいた打線も、7回には相手のミスも絡めて打者14人を連ねる猛攻で一挙9点をとって試合を決めました。今年の打線には集中力があります。そして勢いがあります。これで4試合中3試合がコールドゲームとなります。日に日に成長している打線がどこまで成長するか楽しみです。ヒットはやはり好投手でしたから9安打に抑えこまれました。それぞれが課題を持って決勝戦に臨むことでしょう。
守備では、若干バッテリーミスはありましたが安定しています。安心してみていることができます。
先発は2年生の室木君でした。2回までは良かったのですが、3回からストレートが高めに浮いてきました。そこをつかれて2回と5回には得点を許しました。彼には自分の欠点が分かっていると思いますが、今日の光ったところは、三振を取りに行く変化球がよかったと思います。2番手 川口君は、室木君が3点目をとられた4回途中からマウンドにあがり、1回と少しを完璧に仕事しました。心強い働きです。彼もチームの中では大きく成長したうちの一人でしょう。今年は、エース森山君が不調なのですが、他の投手がきっちり自分の投球ができ、自分の仕事をきっちりこなしている成長ぶりが目立ちます。ここに来て投手陣の層も厚くなってきています。
決勝戦では、総力戦になりますが結局は、エースの存在が大きくなってくると思いますね。彼のピッチングに期待したいと思います
さて、星稜は決勝戦に5年ぶりで登り詰めました。
相手は遊学館高校です。夏の大会での決勝戦は初めてです。春は遊学館に準決勝で勝利しましたが、勝利は勝利しましたが、スッキリしない勝ち方でした。夏の石川大会での決勝戦では、今まで練習してきた成果を、ばっちり発揮して欲しいと思います。
患者さまにはご迷惑をおかけしますが、本日は午前中の診療をきっちり12時で終了して、石川県立野球場へ向かいたいと思います。そして、優勝を応援したいと思います。
あと一つ、次へのステップへの最終段階です ガンバロー