ご無沙汰しております。
いよいよ受験シーズンも終わりに近づき、我が家のバカ娘も何とか受け入れ先が決まりそうです。
ホント、言っても言っても家じゃ勉強しないんですが、自分を振り返ると嫌んなっちゃう位似ているところもあって複雑・・・
やはり、ここのところ釣りには行けてないのですが、仕事も一時よりは一息つけるようになりました。出張帰りなどはボチボチ飲みにも行けました。
久し振りに伝説のスミイカ60杯「kさん」の店(ジャパニーズダイニング凪)にも行けましたよ。根岸湾のアカメはあいにく熟成中だったんですが、根岸湾のナマコが絶品でした。
読書の方は下旬から波に乗ったところで月替わり。
4冊で終わりました。
「エンデュアランス号漂流」が良かったです。おススメ。
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1492ページ
ナイス数:46ナイス
エンデュアランス号漂流 (新潮文庫)の感想
南極探検史に残る凄まじい冒険の記録。この丁度100年程前の記録の特異点は、写真はあるが、実用的な無線機はまだ無かったというところ。併録された写真の数々が多くを語る。文章でも聖書の最低限の部分以外を捨てたにもかかわらずバンジョーを持っていく場面や、苛烈な環境で仲間の壊死した足を切り落とす場面等、忘れがたいシーン数多あり。隊長・シャクルトン齢40、自著や関連本が出ているようだが、本作は全27名の隊員(+密航者1名)を生還させた男の胸中を抑制のきいた表現で描き切っている。写真家、故・星野道夫氏が生涯愛した本。
読了日:1月28日 著者:アルフレッドランシング
となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則の感想
「収入以上の生活をしない。」これに尽きる。これは真理だわ。生活レベルの基準の置き方が微妙だが、アメリカの億万長者の倹約ぶりは思っていた以上の様子。これは、原因と結果が逆で、そういうことが苦にならない人が必然的にそうなった、と言えよう。法外な高収入は不要。収入がいくらあっても、これをひけらかすような生活態度では先は知れている。私はこの本の基準からすると蓄財劣等生。「ドアをきちんと閉めなさい。部屋の温度が下がるだろ。」
読了日:1月20日 著者:トマス・J・スタンリー,ウィリアム・D・ダンコ
うほほいシネクラブ (文春新書)の感想
映画好きによる純粋な映画評。評者は内田先生。リンチに小津にタランティーノ。メル・ギブソン!おお~、好みが非常~にかぶりましたよ!!おかげで、ずいぶん積んでおいた未視聴のDVDが何本も消化できました。年始からテキーラ・サンライズ、バンドレロ(ジェームズ・スチュワートは山崎努に似てますね・・・あ、逆か。)消化したのにその分また買っちゃいましたが。。(最近、廉価版が手に入りやすくなった小津安二郎作品群等々・・・)
読了日:1月15日 著者:内田樹
魚の小骨 (集英社文庫)の感想
「読書とは、すこぶる恣意的なものであり、読む本の選択は当然のことながら読む人の自由に委ねられている。だが、そればかりやっていると、書架が好みの分野だけで満たされてしまう。ほんのわずかでもよいから新しい分野への挑戦が必要だろう。年を取ると、とりわけこの種の冒険が大切だ。」こちらについては、読書メーターが非常に有効。阿刀田氏がこの本で新規開拓したのは山際淳司の「逃げろ、ボクサー」。奥様のお付き合いで知ったとか・・・。偶然の出会い、侮りがたし!!
読了日:1月5日 著者:阿刀田高
読書メーター
最近、魚が無い、というのもあるんですが中華料理づくりにハマっています。
写真が掲載できるようになったらアップします・・・
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