これは4月初旬に咲くニワトコの花の蕾です。
少しブロッコリーに似た雰囲気で美味しそうですね。
少し前までは、山菜の一つとして紹介していた本もあったようですが、最近の本では
青酸系配糖体(毒物)を含んでいるので、山菜としては利用しないほうがいいと書かれているようです。
この蕾は4月初旬に開花すると、黄白色の花になり、6~7月にはそれぞれガマズミに似た赤い実を結びます。
これからの季節、山を歩く度に違った姿を見せてくれるこのニワトコが楽しみです。
ところで、宝塚歌劇団で有名な ♪スミレのは~な咲く頃・・・という歌がありますが、原曲はウィーンの曲で、
「ニワトコの白い花咲く頃」というそうです。これがパリではシャンソンとして歌われると「リラの花咲く頃」
そして宝塚歌劇では「スミレの花咲く頃」になったという話を聞いたことがあります。
真偽のほどは判りませんので、興味ある方は一度調べてみて下さい
ニワトコ <スイカズラ科 ニワトコ属> 別名 セッコツボク(接骨木)