山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

菜の花とミツバチ

2009-03-10 22:56:01 | Weblog
あちらこちらで菜の花が咲き始めました。

ミツバチ達がいそがしく花の間を飛び交い蜜を集めています。

これは「働き蜂」、本来は雌の蜂でこの中の一匹だけが女王蜂になるそうです。

その他の働き蜂は蜜集め、巣の中の掃除、幼虫の世話、巣の前の門番等々と

役割の分担して働いています。

「働き蜂」、日本の高度経済成長期、日本人サラリーマンは外国の人達からこう呼ばれました。

狭い家に住み、小さな体で働いてばかりいるというイメージだった様です。

ところで、ここまで雄蜂の話が出てきません。雄蜂は英語ではdrone、これは怠け者を意味します。

雄蜂は羽化後、一週間位の天気のいい日に飛び立ち、一定の空域で集団を作ります。

この集団の中に女王蜂が飛び込み空中で交尾が行われ、交尾を終えた雄蜂は落ちて死にます。

女王蜂が交尾する雄蜂は約10匹位と言われています。

その他の雄蜂も短命で、巣の中で死んだ雄蜂は掃除係の働き蜂によって、粗大ゴミとして巣の外に捨てられる

運命にあるようです。

まあ何はともあれ無駄と言われようが、用無しと言われようが、よくぞ人間の男性に生れたものです。

ここからは、粗大ゴミとならぬよう頑張らなくては・・・それでは皆さんまた明日







コメント (2)
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