山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヒサカキ(姫榊)の花

2009-03-15 19:41:11 | 植物(木本)
ヒサカキはツバキ科の常緑低木で、サカキが神事に使われるのに対して仏壇やお墓に供えられる仏花

として使われることの多い木です。

とは言っても、3~4月に咲く花をつけたものは独特の臭気が有るので、一般に仏花としては売られていません。

花は葉の脇に5㎜位の大きさのものが数個が下向きに咲きます。

雌雄異株で、雌花には雌蕊が一個と退化した雄蕊があり、雄花には雄蕊が10~15個と退化した雌蕊が一個あります。

果実は10~12月頃、黒く熟しますが、鳥たちにとってはあまり美味ではないのか、他の果実が無くなる冬になるまで

食べられずに残っています。

尚、サカキの少ない関東以北では、神事にもこのヒサカキを代用として使っています。




ヒサカキ<ツバキ科 ヒサカキ属>






この様な赤花のものもあります。
コメント (2)
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