山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ワレモコウ(吾亦紅)

2010-08-10 22:17:09 | 双子葉離弁花

木津川の土手でワレモコウの花を見つけました。

これを最初に見るのは毎年、盂蘭盆会の頃なので、私の中では「お盆の花」というイメージがあります。

実際には8月の初旬~10月中旬と、かなり花期は長いそうですが・・・

この花は一つの実のような形をしていますが、花弁のない萼が4枚の小さな花が多数集まって穂状花序を

形成しています。

和名の漢字表記「吾亦紅」の由来はよく分かりませんが、一説によると「われもこうありたい」という

はかない願いをこめて名付けられたとか?

確かに立秋を過ぎた頃、草むらにひっそりと咲いているこの花の姿には、どこか哀愁のようなものが漂います。

10月以降でも咲いているように見えますが、所謂ドライフラワーで、花自体は終わっています。


ワレモコウ <バラ科 ワレモコウ属>

コメント (6)
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