山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ゲンノショウコ(現の証拠)

2010-08-30 19:54:24 | 双子葉離弁花

ゲンノショウコは古くから下痢止めの薬草として使われてきました。

この草を食べるとたちどころに薬効が現れて下痢が止まることから「現の証拠」と

名付けられたといいます。

花の色は、赤と白の2種類ありますが、西日本では赤が多く、東日本では白が多いようで、

事実、私の住んでいる京都府の南部で見られるもののほとんどは赤花です。

葉を乾燥させたものは「ゲンノショウコ茶」として飲用できますが、葉の形はキンポウゲ科の

有毒植物、ウマノアシガタと極めてよく似ているので、花の咲いているものを採取するのが

無難です。



ゲンノショウコ <フウロソウ科 フウロソウ属>











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