四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

プチプチ旅行

2019年09月21日 20時32分23秒 | お出かけ
9月9日3時前に三浦半島の上空を通過し千葉市に上陸した台風15号。総務省が9月19日に
発表したところによると、この台風により東京都で死者1名、埼玉県と千葉県、神奈川県、
茨城県での重傷者9人を含む、1都6県で132人が重軽傷を負ったとのこと。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、重軽傷を負われた方々、さらに、
未だ停電の下で不自由な生活を余儀なくされている方々に改めてお見舞い申し上げます。

お見舞いの花として、純白八重の槿の花を掲載させて頂きます。

今週、勤務のないウイークデーに朝からまったりしていたところ、正午近くに次男夫婦から
電話があり、連休が取れたので、一緒に東伊豆へ旅行に行かないかとの誘いがありました。
しかも、今から私の運転でとのこと。

あまりに急な話で、伊豆までの道のりを考えると少し億劫になり、近くのホテルでと話し合い、
ネットで調べ三浦海岸にある「マホロバ・マインズ三浦」の予約を取り、そちらへ直行しました。
ここは細君とプールやスパによく出かけていたところですが、泊りは二度目でした。
部屋は2LDKですが、リビングが20畳ぐらいあり全体で120㎡で、息子夫婦と私たち夫婦4人
でも十分な広さでした。





まずは夕食まで時間もあり、久しぶりに三浦海岸周辺を散歩と買い物に出かけました。
急の出発だったため、いろいろ忘れものもあり急遽買い出しもかねての散歩となりました。
いつも、ドライブで通り過ぎる場所ですが、歩いてみるといろいろ心楽しい発見もあり
小一時間があっという間に過ぎました。
帰ってきてから大浴場に出かけましたが、風呂は入れ替え制で夕刻の女性陣は露天風呂付きでした。
露天風呂は地下1,500mから湧き出る天然温泉で、女性にとっては肌がなめらかになり結構良い
手触りとのこと。
この風呂からは、天気が良ければ海に沈む夕日と富士山が見えるとのことですが、今回は残念ながら
曇り空で見えませんでした。

夕食は1階の和風レストラン「花かづら」で頂きました。ここはこのホテルのメインダイニングの
一つで、 「和」のテーマで統一され、その醸しだす雰囲気は癒しも感じられなかなかのものでした。



息子たち夫婦とは、ハーフアンドハーフのビール等で乾杯の後、旬の素材をふんだんに使った
バイキングで、お寿司、マグロや鯛の刺身等々頂きましたが、新鮮な食材で味も期待以上の
美味しさでした。9月に入っての平日でも、私たちの世代ばかりでなく、若い人たちも
結構たくさんの人が宿泊しているのにびっくりしました。



朝食は3階にある「レストランマリーゴールド」でいただきました。
花かづらと並ぶ、もう一つのメインダイニングで、洋風のコーディネイトで演出されカジュアルな
雰囲気で気楽に頂ける良さがありました。
私たちはサラダ中心の軽めの朝食となりましたが、次男は朝カレーを結構大盛りで食べているので
お嫁さんと細君とは大笑いで眺めていました。さすが私も朝カレーは敬遠しました。

朝食の後、小雨が降っていましたが次男の提案で江の島へ出かけることにしました。
実は神奈川県の湘南地域に40年近くも住みながら江の島に行くのは2度目です。

一度長男の出産前に細君と共に、私の妹たちと出かけたことがありましたが、
そこで、細君にちょっかいを出したチンピラ風の人に私が注意したことから、
相手がいきなり切れて、近くの魚屋の出刃包丁を持ち出して切り付けてきて、
魚屋の板前さんに助けられた苦い経験があり、それ以降江の島にはいきませんでした。



久しぶりの江の島でしたが、かつての苦い思い出は既になく、懐かしさを感じました。
雨が降っていたため、展望台へは行かずに神社でのお参りを行い島の散策の後、
お昼時でもあり、次男のお気に入りのお店で、お勧めのネギトロシラス丼を頂きました。





細君はシラス丼は初めてとのことでしたが、びっくりするほどのお美味しさで
初体験に感激していました。

次男夫婦もイクラシラス丼等お好みのシラス丼を頂き満足していたようです。
急遽決めたプチプチ旅行でしたが満足感が感じられる良い旅となりました。
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