第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その140)ネット歌会
短歌の返歌を歓迎します!!
☆☆☆ 能登地震で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また、被災され避難を余儀なくされている皆様にお見舞い申し上げます。
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 返歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
☆☆☆ 「ネット歌会」について
「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響く
ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
コメント欄に記入して頂ければ幸いです。
「咲き初める ハマボウ」
☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
注) ☆:元歌 ★:返歌
☆孫二人 アトラクションに乗りに行き 降りて瞬時に「もう一回乗る~」
西BOOさん
★大好きも飽きるも早い孫たちよ 追いかけ追われて大きくなあれ
夕庵さん
★プリキュアも今年でシリーズ三作目 卒園もしてそろそろ卒業
西BOOさん
☆ひきつけが治りし孫も もう三才 絶叫マシンにゲラゲラはしゃぐ
西BOOさん
★遊園地のメリーゴーランドは夢の国へ 白馬の王子が道案内す
夕庵さん
★ディズニーのラプンツェルを思い出し メリーゴーランドの白馬へダッシュ
西BOOさん
★王子待つお城へ白馬と駆けてゆく きみはいつでも夢見る少女
夕庵さん
☆七月の湖面を渡る比良の風 さざなみ淡く浮舟ひとつ
みっちっちさん
★ボート部の十二の御霊眠らむか 夕焼け染まる滋賀の湖
夕庵さん
★七月の空へと昇りし たましひよ 京都アニメの御霊やすらに
みっちっちさん
☆山法師 頭巾の形に花びらは 荒れし心にやさしさを説く
夕庵さん
★地震(なゐ)の地の瓦礫の隅の 山法師 白き花びら ほのとやさしき
みっちっちさん
★再生のひまわり大きく花開き 仮設の空き地に友垣生まれ
夕庵さん
★遠き日のひまわり畑に 友垣と 背比べして遊びし頃よ
みっちっちさん
★歳重ね低くなりゆく身の丈に スカート丈を短めにする
夕庵さん
★炎天の体育館に卓球す ショートパンツに脚さらせど汗
みっちっちさん
「桔梗 白色」
☆七月の神戸の空にリニューアル ポートタワーの悠然と赤
みっちっちさん
★七月のなにわの空に通天閣 ビリケンさんはしあわせの神
夕庵さん
★七月の空に二重の虹立ちて 君と祈りし しあわせの未来
みっちっちさん
★きみたちは腹を満たしてしあわせか 今日を怯ゆるスーダンの子ら
夕庵さん
★平生の腹は満たせど 内乱のニュースに心痛みゐるのみ
みっちっちさん
★戦争の犠牲はいつも子どもらに 澄んだ瞳は恐怖の涙
夕庵さん
★寄りて来る 長き睫毛の奈良の鹿 黒く澄みたる目に癒さるる
みっちっちさん
★放映の地獄のガザの母親は 涙も枯れて 乞う停戦を
夕庵さん
★世の中のすべての戦争なくなれと 七夕の日に幾たび祈らむ
みっちっちさん
★笹の葉の願い事とて消え失せて あなたの星が遠くなりゆく
夕庵さん
★七夕の祈りは空へ昇りゆき 満天の星よ 願ひ叶へよ
みっちっちさん
★帰り来ぬ人の無念を祈るとき わが生でさえ罪と思わむ
夕庵さん
★生くるのが罪と思へば 戦争を 始める心こそが大罪
みっちっちさん
★人類の歴史の汚点戦争は学びの甲斐なく滅びの道へ
夕庵さん
☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆
「咲き初める ノウゼンカズラ」
【運営にあたって】
(1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
☆万緑に埋もるる小歩危大歩危の天と地かずめ夏燕すい
★流線に飛び交う鳥の素早さに あれがツバメと孫(こ)に教えたり
☆かんかんと遮断機降りて 佇めば 空に一閃夏のつばめよ
★真夏日の線路も揺れる踏切に チガヤは穂綿を白く飛ばしぬ
よろしくお願いします。
☆節電のためと購入 冷風機 冷房弱も 製氷MAX 西BOOさん
★夏祭りイチゴミルクのかき氷 浴衣の金魚も跳ねて道連れ 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です
⭐️流線に飛び交う鳥の素早さに あれがツバメと孫に教えたり
夕庵さん
★原っぱにキャッチボールの少年を かすめ燕の飛び交ふ速さ
みっちっち
⭐️真夏日の線路も揺れる踏切に チガヤは穂綿を白く飛ばしぬ
夕庵さん
★踏切の向かうに友の家があり 別れし友の背の揺れし夏
みっちっち
よろしくお願いいたします
⭐️スーパーに和毛ふるえる白桃の少女のようなはにかみに合う
夕庵さん
★手のひらを桃の形に包めども 痛みし桃よ 少女のやうに
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆踏切の向こうに友の家があり 別れし友の背の揺れし夏 みっちっちさん
★二十年ぶり 偶然友との再会に 奇跡の時間は一閃のごと 夕庵
☆手のひらを桃の形に包めども 痛みし桃よ 少女のやうに みっちっちさん
★傷ついた言葉は今も忘れない 少女の頃の教師の言い草 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です
⭐️二十年ぶり偶然友との再会に 奇跡の時間は一閃のごと
夕庵さん
★同窓会 初恋の人は歳とれど 優しき瞳だけは変はらず
みっちっち
⭐️傷ついた言葉は今も忘れない 少女の頃の教師の言い草
夕庵さん
★傷つきし心はずつと 教師らよ 子らのこころを育むことを
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆夏祭りイチゴミルクのかき氷 浴衣の金魚も跳ねて道連れ 夕庵さん
★夏祭り 昔踊った盆踊り 今は打ち上げ花火に変わる 西BOO
よろしくお願い致します。
☆同窓会 初恋の人は歳とれど 優しき瞳だけは変はらず みっちっちさん
★肩組みて校歌を歌う同窓会 きみは今でもベストフレンド 夕庵
よろしくお願いします。
☆夏祭り 昔踊った盆踊り 今は打ち上げ花火に変わる 西BOOさん
★陸橋より仰いだ空に遠花火 弾ける音を君よ 聞いたか 夕庵