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貧乏大統領来日…ウルグアイ前大統領

2016年04月06日 | 日記
 FNN Netnews4/5付に拠れば、4月5日から8日間  ***質素な暮らしぶりから、「世界で一番貧しい大統領」の愛称で、世界中から脚光を浴びた、ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が来日。 
国連の環境会議でのスピーチが、絵本になるなど、日本でも人気のムヒカ前大統領が、どんなメッセージを発するのか、注目が集まっている。*** と云う事らしい。 
NHKにとっては、立ち位置が違う様でテレビニュースとして、取り上げてはいない様である。

   ーコナンクンの博士の愛車ビークル・Wikiによるー


  彼が、2012年にリオの国際会議で訴えた大量消費社会、グローバリゼーションへの演説は反響が大きく、又、日本での絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」は、ベストセラーとなっている。

  演説内容に、無駄な言葉は無いのですが、筆者の独善で一部分だけを転載致しました。 引用先URLにて全文読んで戴ければ、尚、はっきりと彼の思想信条が理解できるのでは無いでしょうか・・・。 
   ***以下引用 引用先下記   ***   
 http://www.geocities.jp/sybrma/514mujica.speech.yaku.html


  市場経済が市場社会を生み、さらに地球全体に常に目を配らなければならないというグローバリゼーションを作り上げたのです。 私たちは、このグローバリゼーションをコントロールできているのでしょうか。あるいは、このグローバリゼーションにコントロールされているのでしょうか。

  一般的に言って、私たちはこの地球にただ発展を求めて生まれてきたのではありません。 私たちは、幸福になるために生まれてきたのです。 人生は短いし、すぐに過ぎ去ってしまいます。 そして、人生ほど貴重なものはなく、これこそ基本的なものです。 しかし、少しばかり余分にお金を使うために働きつづけているうちに、人生は過ぎてしまうのです。 そしてその原動力となっているのが、消費社会なのです。 

  この市場なるものに支配されつづけることは、絶対にしてはいけないのです。 そうではなく、この市場を私たちが支配しなければならないのです。

  昔の思想家たち──エピクロス、セネカ、そしてアイマラ族も、「貧しい人とは、少ししか持っていない人のことではなく、際限なく欲しがる人、いくらあっても満足しない人のことだ」と言っています。
 これこそ、文化を決めるキー(鍵)なのです。
  私たちが見直さなければならないのは、私たちの生活様式なのです。

  発展は、幸福と対立するものであってはいけないのです。 人間の幸福、地上の愛、人間関係、子孫の養護、友人を持つこと、基本的必需品を持つことに、寄与するものでなければならないのです。
   ームヒカ元大統領が乗り続けた(ニッケイ新聞による)ビークル -


  まさに幸福こそが、私たちが持っている最も大切な宝なのです。

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    ***  以上  引用 終  ***