シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

ミックス古紙でゴミ削減

2012年07月04日 | ゴミ
ワタシが住む三島市は「燃やせるゴミ」の日が週2回。
(他もだいたいそうかな?)
毎回、集積所には山のようにゴミの袋が積み上げられています。
うーん、人が生活していればゴミが出てしまうものではあるが・・・。

ゴミ、減らすよう心がけてますか?

当然ながら、「燃やせるゴミ」は燃やしても無くなるワケではないですね。
「焼却灰」というモノが残る。
これが三島市では年間1千トン。
数年すれば埋立地もいっぱいになるので、今から一部を群馬県に運んでいるんですって。

その搬入費ももちろん税金ですし、仮に市内でまだ埋め立てられるとしたって
燃料費はかかるし、たくさん燃やせばその分、焼却炉は傷んで
高いお金をかけて修繕したり作り直したりしなくてはならない。
燃やせば二酸化炭素も出るし。

どんな方法にしたって、後々にツケを回していると感じているのはワタシだけではないはず。

さぁ!このゴミを減らそ~じゃ~あ~りませんか!!
「燃やせるゴミ」の中にも、分別できる資源ゴミが含まれているんです!

それは、古紙です。

新聞紙、雑誌、段ボールなどは
古紙の日に出していると思いますがその他の紙はどうですか?

自治体によって異なるでしょうが、「ミックス古紙」として出せるんですよ。
「燃やせるゴミ」の中には、相当な量の紙ゴミが含まれていて
半分近くは「ミックス古紙」としてリサイクル可能なのではないかとも言われています。

自治体によって異なるでしょうが、色々なものが古紙として出せます。
(ご自分の住む自治体のゴミ分別表を確認してみて下さいね!)
例えば、こんなモノも。

チップスターの容器。
紙で出来ているので、つぶしてミックス古紙にして出しましょう。
プリングルスは底がアルミなので底を切り取ってから!

ちなみにアイスの容器は出せません。
防水加工されているものは再生には向かないのですよ。
FAX用紙は感熱紙の場合、以前はダメだったような気がするんですが現在は大丈夫です。
ですから感熱紙のレシートもOK。
小さなメモ用紙、服を買ったときについてくる台紙。
ダイレクトメールの封筒。
名前の部分は切り取ってから古紙に入れれば安心です。
読み取れないようにするスタンプなんかもありますよね。

そんな細かいモノ束ねるのも面倒だよ~と思っているそこのアナタ!
ミックス古紙は紙袋に入れたり、要らない紙で包むなどして出せますよ。

ミックス古紙用の紙袋をゴミ箱の隣において置けば
家族も自然に分別してくれるのでは?

紙袋は取っ手がビニールやプラスティックの場合は外してくださいね!
口を閉じる時はビニール紐ではなく、紙紐で縛りましょう。

ミックス古紙を出すようになると
購入してすぐにゴミになる紙が多いコトがよくわかります。
ワタシはよく、レトルトカレーを買うのですが
プラスティックの袋に入ってるだけの商品と
更に紙の箱に入ってる商品とあるんですよね。
よく考えたら紙の箱って要らないじゃん。

安価なモノほど紙の箱には入ってない。
ってコトは、紙の箱がなければコスト節約になってるんだねー。
逆に言えば、高価なモノは
「良いモノですよ」とアピールするために紙の箱に入れている。
(例外もあるけどね)

うーむ。
これからは「環境に良いモノですよ」とアピールするために
箱に入れないで欲しいものです。