シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

映画「ヒバクシャ」を見に行こう!

2012年07月06日 | 原発、放射性物質
いよいよ、韮山時代劇場での「ヒバクシャ」の上映会が迫ってきました。
7月8日(日)ですよ!
10時、13時、18時の3回上映します。
鎌仲ひとみ監督と橋田幸子さんのトークセッションは15:15から!
映画が製作されたのは今から9年前の2003年。
日本国内はもちろん、世界でも様々な状況が変化していった中で
鎌仲監督と橋田さんが、どの様な話をして下さるのかとても興味深いです。
トークセッションの会場へは映画のチケットで入れます。

映画のチケットは前売り券1500円、当日券は2000円です。
が、高校生までは無料です!
もちろん、保護者同伴でなくても大丈夫ですよ。

おととい、火曜日にスタッフ数人で準備と試写会をしてきました。
映画のテーマは「低線量被曝」。
主に湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾と広島、長崎の原爆、
更にそれを造っていたアメリカの施設や
その近辺での被害をとりあげているのですが
特筆すべきは、直接、爆撃にあっていなくても

汚染された地域で生活したり、そこを訪れた人々に起こる被害も甚大である

ということ。

この映画を見ると白血病の子供達が多くいるイラクを
遠い世界の事だからとは済まされないし
広島や長崎を、過去の事だと軽視する事もできないと感じます。

放射性物質は地球を巡るほどの距離を移動するし
内部被曝は孫の代にまで表れることもあるという。

アメリカから日本に輸入された食品に
放射性物質が含まれている可能性があるというのも驚きです。

映画の後半ではチェルノブイリや六ヶ所の再処理工場のことも
とりあげていました。
福島の事故を経験した私たち日本人にとって
非常に見る価値のある映画だと思います。

しか~~~し、ワタシが言いたいのは
映画を見て悲観的になるのではなく
子供も大人もお年寄りも、この先の未来をどうしたいか?
そして希望する方向に持っていくには
自分はどうすべきか?っつーコトを
ひとりひとりが考えて、行動してみよーよ!というコトです!!

行動する。
難しいかもしれないけど、行動しなきゃ変わんないよね。

アルゴアの「不都合な真実」の終わりにこんな言葉が出てきました。

アフリカのことわざ
「何かを祈る時は行動すべし」

それでは皆さん、日曜日、韮山時代劇場で逢いましょう!!
チケット数枚手元にあります。
お渡しできない方は当日受付で「ホリエさんに頼んであります」
と言ってもらえれば、前売りの値段で大丈夫です。