何番目かの若者の危ない様子を見て、御用の舟が出動しました。助け上げるのではなく、泳ぎ切るまで手を添えてあげるようです。
鉾持ち衆は次々に飛び込み泳ぎ始めました。１０人のうち毎年１人は途中でレスキューが必要になるそうですが、今年はどうかと見守ります。
彼はこの日のために身を鍛え禊をしてがんばりました。この後、お旅所から津島神社本殿まで走って行き、布鉾を奉納する勤めが残っています。
朝祭りの見物客は宵祭りの時の１割とのことですから、公園の池を取り囲む約２万人の注目が１番に泳ぎだした若者に集まっています。
