各務原の航空機産業の始まりとなったのはこの複葉機です。1916(大正7)年、川崎造船所(現川崎重工業)がフランスから製造権を取得して国産化に取り組みました。この地で300機が造られ陸軍の偵察機として使われました。展示機は現存する資料を基に復元されたものです。
入館料500円を払い、館内に入りました。飛行機の歴史がわかる展示が始まります。アメリカのライト兄弟が製作し、世界で最初に人が乗って動力飛行に成功した飛行機のライトフライヤーが天井から吊り下げられていました。
名前を見て懐かしいと思うと同時に、こんなに小さかったの?とびっくりしたのがこのYS-11型機です。福岡から鹿児島間搭乗の時ブルブル振動が伝わってきたのを思い出しました。戦後国産初の、量産され輸出もされた旅客機です。今は退役し1955年、岐阜へ飛来したのちここに駐機しています。