お寺さんを示すまんじの紋とたちあおいの寺紋を染め抜いた幕の内側が祈りの場なのでしょうか。一歩入ると独特の雰囲気を感じます。女性に優しいと語り継がれてきた善光寺さんですので、これからもつつがなく過ごさせていただくよう手を合わせてまいりました。
1847年にこの地を大きく震えさせた善光寺地震が起きました。吊り下げられたこの鐘は大きく揺れ、ついには振り落とされてしまいました。落下する時に本堂の柱に鐘の縁があたり鋭くえぐられました。今もそのあとを見ることができます。(左下に写っています)
本堂に上がりお参りをさせていただきました。無事帰ってきた「おびんずる様」のお膝にも触らせていただきました。今回は頭の位置が高く、届きそうになかったので無理はしませんでした。以前はもっと低い位置にあったと思ったのですが気のせいだったのでしょうか。