読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

エリザベス女王杯予想

2007-11-10 18:32:19 | スポーツ
明日は牝馬の日本一決定戦・第32回エリザベス女王杯です!
私の予想は、

◎ウォッカ
○ダイワスカーレット
▲ローブデコルテ
△デアリングハート
×スイープトウショウ
×ディアチャンス

注目は何といってもウォッカVSダイワスカーレットですね。
牝馬として64年ぶりにダービー馬となったウォッカもダイワスカーレットには1勝2敗と苦戦。
まさに宿敵というわけです。
ウォッカもスカーレットも好きなので、どちらを応援するか迷いますが、今回はウォッカが勝つような気がします。
前走の秋華賞、ウォッカには休み明けという不安材料があったのに対して、ダイワスカーレットは万全の状態。
その差が結果に現れたのだと思います。
しかし今回はウォッカも万全の状態でくるはず!
何より陣営に「ダイワスカーレットにこれ以上負けられない」という思いがあるのではと思います。
なので、ウォッカ有利と予想します。
明日のレースが楽しみです♪

「16歳の白い地図」

2007-11-10 16:16:03 | ノンフィクション・エッセイ
今回ご紹介するのは歌手・川嶋あいさんのノンフィクション「16歳の白い地図」。
路上活動時代のことが綴られています。

-----内容-----
歌手になるために上京。しかし、なかなか芽が出ずに街へ。
渋谷を拠点に路上ライブを続ける歌手、川嶋あい。
街で歌い続ける16歳の少女が抱く不安、そして夢と希望を写真、本人直筆のイラストとテキストでつづる本書。
みずみずしい言葉で満ちた本書には、次々とヒットをリリースする歌手、川嶋あいの原点がある。
当時、書きためていた未発表作品を特別収録。


-----感想-----
『渋谷公会堂でライブをやろう!
手作りのCDを5000枚売ろう!
路上ライブ1000回やろう!それも女子高生のうちに…。
きっと何かが始まるはずだ。
そう思ってスタートさせた路上ライブ。
今振り返ってみると「勇気」だったのか「最後のカケ」だったのか、もうわからなくなってきている。
どっちにしても、私にとって「大切な一歩」だったことは間違いない。』


これは本の最初のほうにある、川嶋あいさん直筆の文です。
目標が3つ掲げられていますが、既に彼女はこの目標を全て達成しました。
何もないところから一歩一歩進んできて、本当にすごい頑張りだと思います。
今では有名なアーティストとなった川嶋あいさんですが、そこに至るまでにはかなりの苦労があったようです。
中学を卒業した春、歌手を目指して東京に上京。
初めての路上ライブは、拍手も歓声もなく、誰も聞いてくれなかったとありました。
それでも地道に路上ライブを続けていき、徐々に軌道に乗ってきたある日、路上で大学生から声をかけられました。
それは「手伝わせて」という言葉でした。
ついに、彼女の頑張りが新しい仲間を作ったのです。
その日から、少しずつ仲間も増えたみたいです。

川嶋あいさんには父も母もいません。
父は小学校のときに、母は16歳のときに、亡くなっています。
新たな仲間ができて、『父も母もいなくなった。でも、この東京でちゃんと新しい家族ができた』という言葉には心が温かくなりました。
右も左もわからない東京で、たった一人で地道に頑張るその姿勢が、回りの人の心を動かすのかもしれません。
この本を読んで、川嶋あいさんのCDを聴きたくなってきました☆
「I WiSH」の曲は何度か聴いたことがありますが、「川嶋あい」の曲はまだ聞いてないので、ぜひ聴いてみようと思います。
何かオススメがあったら教えて下さいね(^-^)

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「リレキショ」中村航

2007-11-10 16:15:11 | 小説
今回ご紹介するのは「リレキショ」(著:中村航)です。

-----内容-----
大切なのは意志と勇気。
それだけでね、大抵のことは上手くいくのよ――"姉さん"に拾われて"半沢良"になった僕。
ある日届いた一通の招待状(ラブレター)をきっかけに、いつもと少しだけ違う世界が、ひっそりと動き始める。
深夜のガソリンスタンドが世界を照らし出す、都会の青春ファンタジー。
第39回文芸賞受賞作。

-----感想-----
この本では「履歴書」と「リレキショ」が出てきます。
「履歴書」はガソリンスタンドでバイトをするためのもの。
そして「リレキショ」は、半沢橙子の弟としての記録、みたいなものだと思います。
詳しい説明がないのでよくわかりませんが。。。

主人公・半沢良とその姉・半沢橙子は本当の姉弟ではありません。
どういう事情でか、主人公は半沢橙子に拾われて半沢良になりました。
その辺りの事情の説明も特になくて、物語は淡々と進んでいきました。
半沢良が深夜のガソリンスタンドでバイトしているとき、ちょっとした事件がありました。
ヘルメットを被った子が給油しに来たのですが、その去りぎわ、半沢良に封筒を渡していきました。
その中身がちょっと変わった感じのラブレターというわけです。
もちろん、二人は一度も会ったことはありません。
しかしその子の方は、毎日半沢良のバイトする姿を見ています。
家の窓からガソリンスタンドが見えるみたいです。
にしても、見ず知らずの人からある日突然ラブレターをもらったら戸惑いますよね。
ヘルメットの子は「漆原玲子」といって、大学を目指す浪人生です。
深夜に部屋で勉強中に、窓の外を見たらガソリンスタンドでバイトする半沢良を見つけ、段々気になる存在になっていったみたいです。
なんだかドラマのワンシーンみたいですね。
ちょっと憧れるシチュエーションかもしれません(笑)
そういう恋の始まり方もあるんだなと思いました♪

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