今日は『日本史講座』を少し読んだ後、運動へ。その後登校。食事のついでに図書館へ行って本を借りる。明治期の「知」とは何か、大日本教育会・帝国教育会における研究活動を位置づけるための勉強用の本です。それから、本をコピー。15時少し過ぎ頃から、某学会投稿用論文にとりかかる。とりかかる前は気が乗らなかったのですが、気がつくと暗くなっていました。かなり進みました、って〆切までもう20日くらいしかないのね。学会発表の準備もあるし、タイヘンだ。
論文執筆に集中して疲れてしまったので、今日の論文まとめは取りやめ。まあ、こっちの課題(明治期の「知」とは何か)は、12月中まででいいと思っているし。代わりに、読書。ようやく、歴史学研究会・日本史研究会編『近代の成立』(日本史講座第8巻、東京大学出版会、2005年)を読了。今日読んだのは、大門正克「農村問題と社会認識」でした。明治期の農村における近代的空間の形成と農民家族経営の変化について書かれた論文です。とくに1890年代頃から明治末までに進行した副業の内実転換(木綿から養蚕・桑作等へ)と、それに対応した農民家族における女性労働力の重要性向上について興味深く読みました。農民家族において女性がなくてはならない労働者となるにつれて、出産や子育ての季節サイクルに大きな影響を与えていったという指摘は、教育史的関心からも非常に興味深いなぁ。
論文執筆に集中して疲れてしまったので、今日の論文まとめは取りやめ。まあ、こっちの課題(明治期の「知」とは何か)は、12月中まででいいと思っているし。代わりに、読書。ようやく、歴史学研究会・日本史研究会編『近代の成立』(日本史講座第8巻、東京大学出版会、2005年)を読了。今日読んだのは、大門正克「農村問題と社会認識」でした。明治期の農村における近代的空間の形成と農民家族経営の変化について書かれた論文です。とくに1890年代頃から明治末までに進行した副業の内実転換(木綿から養蚕・桑作等へ)と、それに対応した農民家族における女性労働力の重要性向上について興味深く読みました。農民家族において女性がなくてはならない労働者となるにつれて、出産や子育ての季節サイクルに大きな影響を与えていったという指摘は、教育史的関心からも非常に興味深いなぁ。