教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

フレーベルの幼稚園構想について投稿→博多へ

2014年09月19日 23時55分55秒 | Weblog

 先日、学科の研究紀要の論文も投稿完了。題目は「なぜ幼稚園は誕生したのか?―啓蒙思想の影響とフレーベルの幼稚園構想から考える」です。フレーベルの幼稚園構想の背景と内容について、当時にかんする教育思想史の先行研究と各思想家の著作(和訳)をいくつか使って私なりにまとめた論文です。元は前任校の講義のために授業化し、この前期に再編成して授業するためにテキスト化したものです。要するに、保育者養成用の教材で、19世紀前半の教育思想史をどうやったら学生たちに少しでも学ぶ気になってくれるだろうかと考えて進めた教材研究の産物です。フレーベルの教育思想だけでなく、カント、ルソー、汎愛派、ペスタロッチーの教育思想もカバーしました。

 本日は、博多で全国保育士養成セミナーに出張。セミナー3日間で1200人ほどの出席者だそうです。私は最終日のみ命により出席。前夜入りしてもう帰ってきました。

 明日は休みですが、日曜日はオープンキャンパスです。明日はちゃんと休んでおかないと、来週乗り切れないな。

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