辛い肩コリ、右顎の音と痛み（顎関節症）、首と頭の付根付近のつまり感

本日（１０月２５日）の東京は、晴れていましたが、ひんやりとした気温の一日でした。

街ゆく人々の服装もまちまちで、季節に応じた服の人もあれば、冬のような服装の人、

半袖で歩く人など様々な様子でした。

さて、本日は先日、当店のブログをご覧になり来店された方の事例をご紹介します。

◆お客様の概要

　　　▼文京区にお住まいの４０代の女性。

　　　▼肩コリ、腰痛、頭痛、首と頭の付け根付近の不快な症状に加え、

　　　　顎関節症（顎の開閉時に右顎が鳴る。痛みがある。）、そして

　　　　顔の右半分が右後方に引っ張られるような不快感などでお困りの状況。

　　　▼顎関節症は、歯科医院に通いマウスピースをはめたりしているが

　　　　改善の気配がない。

　　　▼肩こり、腰痛などの改善のため２週間に１回程度のペースでマッサージ店

　　　　等に通っているが改善しない。　

　　　▼腰、左のお尻～左太腿裏付近にかけて痛みが出る。

◆来店のきっかけは

　　　▼ご自分の不調、不快な症状を改善したいと思い、インターネットであれこれと

　　　　　探していたところ、

　　　　　★　「全身の筋肉調整を行っている治療院」　との記述を見て、

　　　　　☆　「この店であれば私の様々な不調が改善してもらえるかもしれない」と考え

　　　　　来店を決めた。　　とのことでした。

◆体を診させていただくと

　　　▼肩の不調

　　　　　・背骨上部の骨（上部胸椎）が左右に崩れており神経を圧迫している。

　　　　　・肩周辺の多数の筋肉に筋肉コリや筋肉のハリが出来ており肩の不調を招いていました。

　　　　　　　①「僧帽筋」　②「菱形筋」　③「肩甲挙筋」　④「斜角筋」　⑤大胸筋　⑥小胸筋

　　　▼腰の不調

　　　　　・お尻の筋肉コリで骨盤（仙骨、腸骨）が崩れ、背骨（腰椎～胸椎）が崩れ、

　　　　　　神経を圧迫している。

　　　　　・腰周辺の「腰方形筋」の筋肉コリによる腰の不調

　　　▼首と頭の付け根付近の不調

　　　　　・左首の「胸鎖乳突筋」の短縮により頭蓋骨が崩れていました。

　　　　　・一番上の首の骨（頚椎１番）が左方向にズレ、不快な症状を招いていました。

　　　▼顎関節付近の不調

　　　　　・右頬の筋肉（咬筋、内側翼突筋）に多数の筋肉コリが出来ており、

　　　　　　そのために　①顎が動きにくい　②顎を動かすと音がする　

　　　　　　③顎が痛い　④耳周辺の不調　などが起こっていたようです。

　　　　　・咬筋、内側翼突筋は、下あごを持ち上げて食べ物を噛み砕く時、

　　　　　　歯を食いしばるなどの動きに使う筋肉です。

◆改善施術

　　　・お尻の筋肉を緩め、骨盤の崩れを矯正により整えます。

　　　・腰周辺の筋肉を緩め、背骨の崩れを矯正により整えます。

　　　・ローリング運動により全身の筋肉を緩めます。

　　　・胸部の筋肉を緩めます。

　　　・後頭部、首の筋肉を緩め、頭蓋骨、首の骨を整えます。

　　　・肩の筋肉を緩めます。

　　　・右頬の筋肉、側頭部周辺の筋肉を緩めます。

　　　　★施術に要したのは約２時間２０分。（午後４時～午後６時２０分）

　　　　☆体の負担を考慮し、初日の施術はここで終えたのです。

　　　　　（当初は１時間半程度を目途に、体の様子を見ながら施術を行います。

　　　　　　とお話ししておりました。）

◆施術後の体の状況を伺うと

　　　・全身が軽くなり、温かくなった。

　　　・腰～足にかけて不調がなくなり、楽になった。

　　　・後頭部～首の付け根あたりの不調がなくなり、スッキリしている。

　　　・顎が動かしやすくなり、音もしなくなった。

　　　・肩が軽くなり楽な感じです。（右肩がもう少し・・・という状況。）

　　　　などと申し出のあった不調は概ね改善出来たようです。

◆最後に、日頃気をつけること等を質問いただき

　　　ストレッチの方法、筋トレの方法などを少しご紹介させていただいた次第です。

目の疲れ、まぶたが下がりしょぼしょぼ状態

皆様　おはようございます。　

１０月２５日（日）　午前８時過ぎです。

東京の今朝の天候は　本日の予想最高気温は２０℃で、昨日より４℃低い予想。

本日は、「目の不調」の事例をご紹介します。

◆不調概要

　　　・目の疲れを感じ、眼科に通っている。

　　　・通院により少しの改善は見られたが、今ひとつの状態。

　　　・不調と感じている症状は、

　　　　　①目の疲労感　　②まぶたが下がっている　　③しょぼしょぼした感じ

　　　・その他の不調は、

　　　　　①太腿が重だるい　　②すねが重だるい

◆体を診させていただくと

　＜目の不調関係＞

　　　・後頭部の筋肉が筋肉コリ状態となっていました。

　　　　（後頭部～眉までの筋肉で頭蓋表筋）

　　　　　　→　この筋肉が筋肉疲労などを起こすと

　　　　　　　　　・後頭部が重くなる。　後頭部の痛みなどが起こり、考えがまとまりにくくなる。

　　　　　　　　　・枕を使用して寝ることが出来にくくなったりします。

　　　　　　　　　・目、額～眉付近が重くなったり、痛みが起きることもあります。

　　　　　　　　　・視力低下、ハッキリ見えない、暗く感じるなどの視力障害も起こります。

　　　・首が右側に湾曲していました。

　　　　　　　　　・首の中部、上部の骨が崩れ、首の湾曲を作っていたのです。

　　　・また、首左側の筋肉（胸鎖乳突筋）が縮み、頭蓋骨の崩れを招いていました。

　＜足の不調関係＞

　　　・太腿の筋肉（大腿四頭筋、大腿筋膜張筋）がカチカチの筋肉コリとなっていました。

　　　　太腿の筋肉を親指、手の平などで押すと強い痛みを感じる程の強い筋肉コリでした。

　　　・すねの筋肉も硬くなり太腿と同様の強い筋肉コリとなっていました。

　　　・そのため下半身の血流が悪いため、体温が下がっていました。

　＜胸部の不調関係＞

　　　・胸部の筋肉（大胸筋、小胸筋）が縮み、肩が前方に引き寄せられています。

　　　　そのため背中側の筋肉が引き延ばされ、肩がベッドから浮き上がったような姿勢

　　　　となっていました。

　　　　　　　　→　このようになると、呼吸がしづらくなり、階段の上り下りや早歩きなどで

　　　　　　　　　　　すぐ息が上がったり、息切れなどが起こります。

　　　　　　　　　　　また、体全体に供給される酸素量が減るため、慢性疲労になりやすくなります。

◆改善施術

　　　・体全体の筋肉を緩めるために「全身ローリング」を２０分ほど行います。

　　　　　　→　「体全体が緩み、暖かさが出た。」とおっしゃっていました。

　＜目の不調＞

　　　・後頭部の筋肉を緩めます。

　　　・眉、目の周りの筋肉を緩めます。

　　　・首の筋肉を緩め、頭蓋骨＆首の骨の崩れを整えます。

　　　　　　→　目が楽になり、ハッキリと見えるようになるなど目の不調がなくなったと

　　　　　　　　　おっしゃっていました。

　＜胸部の不調＞

　　　・施術用枕、前腕などを使い胸部の筋肉（大胸筋、小胸筋）を緩めます。

　　　　　　→　胸が開いた感じがしており、肩がベッドにくっつくようになりました。

　　　　　　　　　呼吸が楽になっています。

　　　　　　　　　などとおっしゃっていました。

　＜足の不調＞

　　　・全身ローリングで筋肉が少し緩んでいるため、個別の筋肉ごとに緩めていきます。

　　　・大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、前脛骨筋、足の甲の筋肉、足裏の筋肉など

　　　　　　→　足全体が軽くなり、楽に動かすことが出来ます。

　　　　　　　　足の指先まで温かくなり、ぽかぽかしています。　　

　　　　　　　　などとおっしゃっていました。