1月初旬、石巻市の十三浜地区を踏査した際に、崖下の車道脇で見かけた植物を撮影した
のですが、素性が判らず保留にしていました。今週になってから改めて調べたところ、アブ
ラナ科のゴウダソウと同定できたので、記事をアップします。
漁港近くの車道を西へ歩いていると崖下を行くようになり、そこに落葉溜りがあって、落葉
の間から何かの緑葉が覗いています。少し落葉を除くと、アブラナ科の植物のものと思われ
る根生葉が現れました。かなり毛深い葉ですね。
二枚とも2019.1.8撮影
NHK出版「みんなの趣味の園芸」というサイトがあって、これにアブラナ科の園芸植物が、
写真付きでリストアップされています。これを1点ずつ調べた結果、ルナリアと判りました。
標準和名はゴウダソウで、我国へは1901年(明治34年)に東京美術学校教授の合田清氏が
移入。人名がそのまま種の名前となりました。
花色は赤紫色と白色の二色があるようです。
〈四季の山野草 ゴウダソウより〉
2019.1.8撮影
アブラナ科ゴウダソウ属の2年草で、原産地はヨーロッパ~西アジア。草丈は70〜80cm。
観賞用に栽培されているが、各地の道端などに逸出。
秋から冬にかけて芽を出し、根生葉で冬を越す。
茎は直立し、上部で分枝する。全体にやや粗い毛がある。
葉は互生し、葉身は長心形~卵形で長さ5~10cm、先端は尖り、基部は心形。縁には粗い
鋸歯がある。根生葉と茎の下部の葉には長い葉柄があり、上部の葉は無柄。
花期は3~5月、茎上部や枝先に総状花序を出し、直径2cmほどの4弁花を付ける。
花色は赤紫色が多いが、白色もある。雄しべは6本あり、うち4本が長く2本が短い。
果実は直径3~4cmで、著しく扁平な楕円形。熟すと薄いうちわ形になる。
種子は薄い楕円形で長径5~7mm。
のですが、素性が判らず保留にしていました。今週になってから改めて調べたところ、アブ
ラナ科のゴウダソウと同定できたので、記事をアップします。
漁港近くの車道を西へ歩いていると崖下を行くようになり、そこに落葉溜りがあって、落葉
の間から何かの緑葉が覗いています。少し落葉を除くと、アブラナ科の植物のものと思われ
る根生葉が現れました。かなり毛深い葉ですね。
二枚とも2019.1.8撮影
NHK出版「みんなの趣味の園芸」というサイトがあって、これにアブラナ科の園芸植物が、
写真付きでリストアップされています。これを1点ずつ調べた結果、ルナリアと判りました。
標準和名はゴウダソウで、我国へは1901年(明治34年)に東京美術学校教授の合田清氏が
移入。人名がそのまま種の名前となりました。
花色は赤紫色と白色の二色があるようです。
〈四季の山野草 ゴウダソウより〉
2019.1.8撮影
アブラナ科ゴウダソウ属の2年草で、原産地はヨーロッパ~西アジア。草丈は70〜80cm。
観賞用に栽培されているが、各地の道端などに逸出。
秋から冬にかけて芽を出し、根生葉で冬を越す。
茎は直立し、上部で分枝する。全体にやや粗い毛がある。
葉は互生し、葉身は長心形~卵形で長さ5~10cm、先端は尖り、基部は心形。縁には粗い
鋸歯がある。根生葉と茎の下部の葉には長い葉柄があり、上部の葉は無柄。
花期は3~5月、茎上部や枝先に総状花序を出し、直径2cmほどの4弁花を付ける。
花色は赤紫色が多いが、白色もある。雄しべは6本あり、うち4本が長く2本が短い。
果実は直径3~4cmで、著しく扁平な楕円形。熟すと薄いうちわ形になる。
種子は薄い楕円形で長径5~7mm。
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