里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

クヌギの黄葉

2018-11-17 | 日記
加美町宮崎旭地区西部、最奥の集落道を西へ歩いていると、耕作放棄田近くの小広い
空地脇に、きれいに黄葉した大木が2~3本そびえています。
樹下で観察すると、主幹が真直ぐ立ち上がり、樹皮が粗く縦に裂けています。
梢を見上げると、葉が細長く葉表に光沢がありますから、クヌギの木でしょうね。




                             二枚とも2018.11.8撮影

クヌギはどちらかといえば暖地に多い樹種ですが、宮城県内でも沿岸部や南部北上山地では
時々見かけます。しかし奥羽山系では見たことがないので、かつて人の手で植えられた木か
も知れません。近くには廃屋があって、池の跡や多くの庭木がありますから、かつての主が、
この地では珍しいクヌギを植えたのではないでしょうか。


                                 2018.11.8撮影

クヌギは今年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴などは、下の青字をクリックして参照願います。
クヌギ 深裂する樹皮



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