里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヤマガシュウ 黒緑色の果実

2018-12-07 | 日記
登米市東和町米谷地区南部、山際の農道を歩いていると、杉の木に絡んだつる植物
にたくさんの実が生っているのが見えます。卵形の葉と黒緑色の実から、ヤマガシュウ
と思われます。サルトリイバラの仲間ですが、それよりは少ない日照でも耐えるようで、
ここでは北向きの林際の木に絡んでいました。




                             二枚とも2018.12.3撮影

ヤマガシュウは雌雄異株ですから、実を付けた株は雌株ということになります。
雄株がなければ実を結ばないはずですから、周辺を探してみましたが雄株は見つかりません。
100mほど行くと、ヤマガシュウのつるが杉の木に絡んでいますが、全く実を付けていません。
これが雄株なのでしょう。
実を付けない分枝葉に養分が行き渡るのか、茂り方が旺盛ですね。




                             二枚とも2018.12.3撮影

ヤマガシュウは昨年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
崖地のヤマガシュウ






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