登米市津山町、河川敷の水路沿いの細道を歩いていると、ヨシやヤナギが茂る藪際に、白
い傘型の花序を付けた背高の植物が群生しています。
歩み寄って確認するとソクズの花のようですが、林際や耕作地周辺で見かけるソクズは、
横に枝を伸ばして全体としてモッコリと茂っていて、こんなにも背高に伸びているのは見
たことがありません。草丈は2m以上もありそうです。
二枚とも2021.8.12撮影
このソクズが普通よりも背高になったのは、日射しを求めて周囲のヨシやヤナギと競り合
ったからでしょう。また河川敷の土は養分に富んでいるので、背高化が促進されたのでは
ないでしょうか。群生しているのは地下茎を横に伸ばして増えるからでしょう。
ソクズには薬効があって生薬名を蒴藿(さくてき)と言うが、かつては「そくどう」と読んだ
ようで、それが転訛してソクズになったとする説があります。
二枚とも2021.8.12撮影
ソクズは2017年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/59b8802ee6e5b03633a9f245b800e73b
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます