里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ソクズ 河川敷に群生

2021-08-20 | 日記

登米市津山町、河川敷の水路沿いの細道を歩いていると、ヨシやヤナギが茂る藪際に、白
い傘型の花序を付けた背高の植物が群生しています。
歩み寄って確認するとソクズの花のようですが、林際や耕作地周辺で見かけるソクズは、
横に枝を伸ばして全体としてモッコリと茂っていて、こんなにも背高に伸びているのは見
たことがありません。草丈は2m以上もありそうです。

                              二枚とも2021.8.12撮影

このソクズが普通よりも背高になったのは、日射しを求めて周囲のヨシやヤナギと競り合
ったからでしょう。また河川敷の土は養分に富んでいるので、背高化が促進されたのでは
ないでしょうか。群生しているのは地下茎を横に伸ばして増えるからでしょう。

ソクズには薬効があって生薬名を蒴藿(さくてき)と言うが、かつては「そくどう」と読んだ
ようで、それが転訛してソクズになったとする説があります。

                              二枚とも2021.8.12撮影

ソクズは2017年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/59b8802ee6e5b03633a9f245b800e73b

 



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