登米市津山町、丘陵地の麓に水路が流れていて、その脇に小さな畑が何枚かあります。
何かの根生葉が生えていないか探すと、水路際に直径7~8cmの丸葉の根生葉が数株生え
ています。葉質はやや厚く、ちりめん状の皺があるので、タチアオイの根生葉でしょうか。
帰宅後、ネット記事でタチアオイを検索し、根生葉の写真を探すと、私の写真の根生葉に
よく似た写真があったので、タチアオイの根生葉で間違いないでしょう。
タチアオイは1~2年草で、農山村で私道沿いや畑の隅に植えている場合は、花後のこぼ
れ種で勝手に増えます。種がこぼれるのは9~10月で、根生葉で越冬します。冬の寒さで
葉が傷むこともありますが、根が枯れることはなく、翌春にはまた葉を広げます。
種によっては春になってから発芽し、多少花期は遅れるでしょうが夏には花を咲かせます。
三枚とも2024.3.7撮影
タチアオイは2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/1f8df9cbb21f54758a22df33f38d5a2f
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