里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

スイセンのツボミ 北上河畔

2024-03-14 | 日記

登米市津山町、川に並行する集落道を歩いて行くと、道下の法面に枯草の藪があって、そ
こからスイセンのツボミらしきものが何本か出ています。
丁寧に枯草を除くとスイセンの群落が出てきて、ツボミも10本以上立ち上がっています。
誰かが球根を植えるような場所ではないので、北上川の増水時に流れ着いた球根があった
のかも知れません。

スイセンはきれいな花を咲かせますが、ほとんどの種類は結実しません。
それは染色体が3倍体のためで、受粉に適した花粉をつくれないのだそうです。
ただ、スイセンの原産地である地中海沿岸には染色体が2倍体のスイセンがあり、それは
結実して種子が得られるようです。

                                 三枚とも2024.3.7撮影

スイセンは2020年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/5b05fb33fc536629289451763e12ffaa

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿