一関市藤沢町、標高200mほどの台地上に民家が疎らに点在していて、それらを結ぶように
集落道が巡っています。集落道のあちこちに、ため池や農地に向かう細道があります。
その細道を入って行くと、農地と沢の間が帯状の雑木林になっていて、林縁の木にはミツ
バアケビのつるが絡んでいて、よく見るとあちこちに濃紫色の花が咲いています。
二枚とも2024.4.23撮影
花のつくりはアケビ(ゴヨウアケビ)と同じで、直径2cmほどの大きな花が雌花、その下に
吊り下がって咲く小さな花が雄花です。
雌花の中央には、短い丸棒状の雌しべが5~6本放射状に付いています。
これが全部受粉すると、あのアケビの実が5~6個ぶら下がることになります。
アケビの仲間にはアケビ(ゴヨウアケビ)とミツバアケビがありますが、宮城県や岩手県では
圧倒的にミツバアケビの分布が多いようです。私の印象では、8割がミツバアケビですね。
これは多雪地や冷涼な地域に共通する傾向と、推測しています。
二枚とも2024.4.23撮影
ミツバアケビは2021年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/ccb7955679724660046ac06d520b1fae
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